【ミャンマー】ミャンマー産の翡翠を買う!ボージョーアウンサンマーケットの翡翠売り場をご紹介

【ミャンマー】ミャンマー産の翡翠を買う!ボージョーアウンサンマーケットの翡翠売り場をご紹介

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世界トップクラスの宝石産出国であるミャンマー。特に有名なのがルビーですが、そのルビーと同じくらいポピュラーなのが「翡翠」です。

ミャンマーの翡翠はたいへん良質で商業的な採掘が認められており、ミャンマー経済を支える輸出品となっています。

そんな翡翠をヤンゴンで最も手軽に買うことができる場所といえばやはりボージョーアウンサンマーケット。ミャンマーの翡翠についての解説、そして高価なものからお土産に最適なアクセサリーまでならんでいるボージョーアウンサンマーケットの翡翠売り場と、お土産にかわいい翡翠を買ったときの様子をご案内いたします。

翡翠について

名前の由来

元々中国ではカワセミのことを「翡翠」と呼んでいたそうで、時代が下るとともに宝石を指す玉も意味するようになりました。特に白地に緑色と緋色が混ざった美しい翡翠は、カワセミの羽の色をイメージさせることから翡翠玉と名付けられたのが、次第に玉全体のことをいうようになったのではないかと考えられているそうです。

2つの種類がある翡翠

翡翠は化学組成の違いから「ジェダイト(硬玉)」と「ネフライト(軟玉)」に分かれています。これはまったく別の鉱物ですが、見た目は非常に似ており、総称して翡翠(ジェイド)と呼んでいます。

産出量が少なく宝石として希少であるため、本翡翠とも呼ばれ高値で取引されるのがジェダイトの方で、日本の新潟県糸魚川市でも産出されています。中国ではネフライトしか採れないこともありますが、ジェダイトと同じくらいネフライトが人気です。

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翡翠の見分け方

プロでなくては難しい宝石の見分け方ですが、翡翠も同じくジェダイトとネフライトの見分けがつきにくく、本物を買おうと思うとなかなか個人では難しいと思いますが、よく紹介されている見分け方については以下のようなものがあります。

手にとった重量感

本物の翡翠は見た目に比べ密度が高いため、手にとって軽く上に投げて受け取ってみてズシリとした重量感があれば本物の可能性が高いということになります。

なめらかな手触り

本物の翡翠はなめらかな感触をしており、ひんやりとして温まるまで時間がかかります。

表面を削ってみる

名前の通り硬玉の方が硬度が軟玉のネフライトに比べ高いため、ガラスや金属にも傷をつけることができます。アクセサリーになっているものは目立たない裏側をガラスなどでスクラッチテストしてみます。ジェダイトならば傷はつかないはずです。

ペンライトを当ててみる

鉱物である翡翠には内容物があります。そのため、ペンライトを当てると濃淡のある塵などが認められます。まったく内容物がないものはジェダイトではないといえますが、人為的に加工したものもあり判断がつきにくくはあります。

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翡翠の加工

宝石として販売されている翡翠は、以下のような何らか加工がされていることがほとんどです。

エンハンスメント

表面の光沢改良など、天然の状態でも起こりうる現象を人為的に施しますが、処理石とは見なされないとされます。

トリートメント

天然では起こらない方法で改良します。

(含浸)

不純物の酸化鉄による茶色が混ざっている場合が多い天然の翡翠を、酸に強い特性から酢酸などに入れて鉄を煮出した後、エポキシ系樹脂に浸し滑らかな表面に仕上げます。

(染色)

翡翠は細孔が非常に多く空いており、染料をよく吸収します。価値の低い白色の翡翠が染色されます。

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翡翠の等級について

処理された翡翠には以下のような等級があります。

Aジェイド

「ナチュラルナチュラル」と呼ばれる無処理のもの。

Bジェイド

樹脂に浸したもので、漂白処理も同時に行われることが多い。

Cジェイド

染色されたもの。

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ミャンマーの翡翠

現在宝石市場で流通している翡翠のほとんどがミャンマー産であるといわれています。

産地は北部カチン州が良質な翡翠の産地で、硬玉の本翡翠が採掘されます。

色のバリエーションは豊富で、代表的な緑の他に、紫、青、赤、黄、白、黒系があり、緑はもちろん、美しい紫は人気の色となっています。

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ボージョーアウンサンマーケットの翡翠売り場

ボージョーアウンサンマーケットの翡翠の売り場は1Fのメイン通路両脇や、その奥、そして2Fにもあります。

こちらは2Fのボージョーアウンサン通りにかかる陸橋からの入り口付近にあるお店です。店頭には一般的にイメージする翡翠の置物系があります。

店内に入ると加工された美しい翡翠の玉が売っています。

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こちらアクセサリーになったものです。翡翠のリングは180ドルなので2万円くらいですね。手前の大きなブローチになったものは3600ドルと約40万円の値段がついていました。

翡翠のチップが3ドルで売っていました。ミャンマーっぽくて個性的なお土産になりそう。

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棚にはブレスレットがたくさん置いています。1個5000円くらいでした。

店内には原石がごろごろ置いてあります。

お店の奥には作業場があり、大きな原石を加工しています。

結構いろいろなものが見れて面白いお店です。

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お土産にかわいい翡翠を買ってみる

ボージョーアウンサン通りを背にしてメイン通路の一番奥を左に入って行くと、たくさん翡翠売り場があります。安いものも多いので、お土産を買うには丁度いいですよ。

お菓子のような色がかわいいですね。まあ天然の色ではないでしょうが(笑)

淡い色合いのものをいくつかチョイスしてみました。1個10,000チャット(約800円)。

「3個買うのでディスカウントして!」

ということで、3個まとめて25,000チャット(約2000円)にしてくれました。

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ボージョーアウンサンマーケットについて

ボージョーアウンサンマーケットのアクセスや売り場などの詳しい内容はこちらの記事をご覧ください。

ミャンマー宝石博物館もおすすめ

台湾の故宮博物院へ行くたびに見る「翠玉白菜」。翡翠というとあの精密な美術工芸品を思い出します。でも古びた旅館などにある翡翠(っぽい?)の置物や灰皿なども連想しますが(笑)

ミャンマーの翡翠を見て、何ともいえない天然の魅力に触れた気がして、翡翠のイメージがちょっと変わりました。特にミャンマー宝石博物館ではいろんな本翡翠を見ることができます。

ここでは宝石の販売も行っていますので、本物の宝石を確実に買うなら是非足を運んでみてほしい場所です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

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