【タイ】バンコクはバーゲンシーズン真っ只中!街の様子とタイのアパレル市場について少し考察

【タイ】バンコクはバーゲンシーズン真っ只中!街の様子とタイのアパレル市場について少し考察

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End Of Season Sale!バンコクでは毎年6月〜7月と12月〜1月は大々的にバーゲンを行います。7月に入ってバンコクもほぼ全メーカーが揃ってセールを行っており、50%〜70%オフの表示が目立つアパレルショップで連日来店客によって大いに賑わっています。

日本と違って太っ腹な値引きのタイのバーゲン

日本でもバーゲンシーズンはありますが、タイのバーゲンと違うのは値引率がわりと細かく分かれていて半額などはそれほど多くない印象、このコーナーはバーゲン対象外といった商品も多くありますね。でもタイではほとんど全ての商品が半額まで落ちます。バーゲン後半は70%まで!新着は店内に並べていてもほんの少しです。世界的な有名ブランドも半額ほどの値引きはあまりありませんが、それでもほぼバーゲンの対象となりますので、この時期を逃す手はないですね!

消費者の購買欲が旺盛なタイ

タイの人たちはとにかく洋服が好きです。モールはもちろんのこと、街を歩けば露天でもTシャツやスカートなどの洋服を個人販売しています。そんなに売れるものだろうかと思いきや、ランチタイムの女性会社員などは露天に立ち寄ってスイーツでも買うような感覚で洋服を買います。もちろん価格の安さもありますが、この購買欲に溢れたエネルギーはタイの市場を活発にしている大きな要因でもあるように感じます。

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タイでプロモーションは当たり前!お得な商品は必ずチェック

タイでは様々な業種で必ずといってよいほどのプロモーションを行っています。特に飲食業では年中やっており、One Buy Get Oneの文字をよく見かけます。常に何かしらのディスカウントが行われているので、タイの人たちは上手に安く商品を手に入れます。その情報源は主にFacebookであるといえるでしょう。このためバーゲンシーズンになったら常に価格をチェックしている消費者などはその安さがどれくらいであるか把握しているため、躊躇なく買い物することができるのではないでしょうか。

バンコクの主要ショッピングモール

バーゲンシーズンに最も賑わうのはやはりバンコクの原宿といわれるサイアムエリアでしょう。地元の若者にあわせて観光客も連日相当数訪れます。そしてスカイウォークでサイアムパラゴンなどから歩いて行けるセントラルワールドはバンコクでも屈指の巨大モール地帯。その他のエリアでは、アソークのTerminal21、プロンポンのエンポリアムデパート、エムクオーティエがあります。

マップ

バンコク中心部の主要ショッピングモール

日系のアパレル企業にとってはやりづらさも

消費者にとっては嬉しいバーゲンシーズンですが、タイで起業して日本からの輸入商品を扱っているアパレル企業にとっては勝負がし辛いシーズンではないでしょうか。元々ローカル程値段は落とせない上、モールで売っている同価格帯のブランドも一気に安く売りさばき始めます。この戦況を乗り越えるにはバーゲンシーズ以外の動きも影響しそうです。なんといってもブランディングやSNSなどをうまく使った戦略は押さえておきたいですね。

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