フィリピンの宝石といえば真珠。マニラに旅行で来られる方で、南洋真珠を買うのを目的にされている方も多いのではないでしょうか。6月の誕生石で、石言葉に健康・無垢・長寿・富などがある清楚なイメージのこの宝石は、マニラでとても安く買うことができます。
マニラで南洋真珠を買うなら、種類が豊富でマカティからアクセスの良いグリーンヒルズ・ショッピング・センターがおすすめ。
グリーンヒルズまでのアクセスや、淡水パールのネックレスを買ったときの様子など詳しくご紹介いたします。
フィリピンの南洋真珠
フィリピンの真珠でよく耳にする南洋真珠ですが、どのようなものなのでしょう。
日本の真珠はアコヤ貝を母貝として採用されていますが、South Sea Pearlといわれる南洋真珠は、シロチョウガイという母貝から産出されます。
フィリピンではこのシロチョウガイを1996年に、当時のフィリピン大統領フィデル・ラモスによって国石と定められ、フィリピンの1000ペソ紙幣の裏面にも描かれています
シロチョウガイは日本の真珠養殖の母貝に比べると大きく、産出される真珠自体もアコヤ真珠に比べ大きなものが採れます。シロチョウガイの産出する真珠は、白、銀、金、シャンパン色とカラーバリエーションが豊富ですね。
淡水パール(淡水真珠)とは
マニラにある真珠では淡水パールもポピュラーですが、日本では真珠養殖が愛媛県の宇和海、長崎県の大村湾、三重県の英虞湾などの海で行われるため、淡水と聞いてちょっと不思議に思うのではないでしょうか。
淡水パールは淡水真珠で、海水ではなく、川や湖などの真水で養殖されたものを指します。養殖の工程は海も淡水もほとんど変わらないそうです。
またアコヤ貝が一つの貝につき一つの真珠しか採れないのに対して、一つの貝から複数採取することが可能で、真珠の形成自体も早いそうなので、この辺りのことが日本の真珠の価格に反映されているようですね。
淡水パールの魅力はその価格の安さでしょう。母貝の性質からアコヤ真珠に比べるとずっと安く手に入ります。淡水パールと聞くと敬遠される方もいますが、質の良い真珠は淡水パールでも高値がつきますし、真珠の価値が低いわけではありません。
素人には真珠の見分け方は難しいですが、自分なりに気に入って評価したものを選ぶことができれば、それは自分にとっていい買い物になるのではないしょうか。
グリーンヒルズ・ショッピング・センターへのアクセス
グリーンヒルズ・ショッピング・センターは、マカティから車で渋滞がなければ20分前後で行くことができます。私が行ったのは午前中だったのですんなり到着しました。
タクシーはやはりGrabが良いでしょう。行きも帰りもマカティ〜グリーンヒルズ間の片道250ペソ(約500円)でした。
マップ
グリーンヒルズ・ショッピング・センター館内の様子
正面入口に着きました。建物は2棟あって、手前は飲食店やショップなどが入っています。
真珠売り場は後ろの建物のこちらになります。では中に入ってみましょう。
1F 真珠売り場、洋服雑貨・小物
入り口付近にはバッグや靴などのショップがたくさんあります。あちこちから日本語で声がかかる。
お目当ての真珠はこのフロアにあります。店舗がぎっしりあって迷路のような状態。
奥に進むと2階のフロアがありました。
2F 携帯関連
2階から見下ろすと結構広いことがわかります。
2階は携帯関連のお店が並んでいます。
中古のスマホがショーケースにたくさんある東南アジアでは見慣れた風景となっています。
グリーンヒルズの真珠売り場で淡水パールのネックレスを買う!
マニラまで来たらフィリピンの真珠を是非持っておきたいところですね。真珠の有名なモールではありますが、真珠を買うにあたって前もって調べたのはフェイクと本物の見分け方。プロではないので、実際に判断はつきにくいですが、本物と偽物では以下のような違いがあるそうです。
真珠を見分ける注意点
・重さが感じられる。軽いと感じたら疑わしいかも。
・真珠を擦りあわせたとき、ややザラつきがある。ツルツルしているのは偽物。
・触ったとき冷たく感じられる。
・蛍光灯で照らしたとき青く光らないのが本物。
・穴の断面がシャープでデコボコしていない。
どんな真珠でいくらくらいのものを買うか決めておこう!
とにかくショップの数が多く、しかもアクセサリーの種類も豊富すぎるくらいのグリーンヒルズです。予めどのような色あいのもの、そしてネックレスなのかブレスレットなのかイヤリングなのか、または全部揃えるのか、そして予算を決めておきたいところですね。
南洋真珠イヤリングは大きなもので3500ペソ(約7000円)、小さなもので2500ペソ(約5000円)くらいの値段で言われました。
ショーケースには値段の高い真珠のネックレスが。
安いものでは50ペソ(約100円)の淡水パールピアスがあります。お土産にはもってこいですね。
淡水パールのネックレスを選ぶ
お土産に1000ペソ(約2000円)くらいの淡水パールを買うつもりでしたが、どんなアクセサリーにしようか迷います。ネックレスが一般的ですが、きれいなカラーバリエーションはあれど、なんとなく冠婚葬祭イメージ。
もう少しカジュアルに身につけることができるものはないか考えておりましたら、一粒をネックレスにしたものが目に止まりました。
あ、これはかわいい、それにいろんな洋服にもあうのではないだろうか。
ということで、一粒ネックレスを買うことに決めて他のお店も見てみることにしました。ちなみに写真のネックレスは700ペソ(約1400円)で、これでもよかったのですが、チェーンはシルバーカラーにしたく、このお店のシルバーチェーンは今ひとつだったので考えた末やめておくことに。
見て回っているとチェーンのデザインも悪くないネックレスがありました。店員さんに値段を聞くと1500ペソ(約3000円)。1000ペソにできるようなことを言いますし、かたちもきれいでキズもあまり無かったので、さっきのお店の700ペソまで落ちるか聞いてみると、「ボスに確認する」、と近くにいたバスらしき女性と話をして返ってきた答えは、南洋真珠なので値引きはできないとのこと。
では、さっき言ってた1000ペソではどうかと尋ねると、出来ないと言うばかり。
やれやれさっさと1000ペソと言われたときに買うんだったな、と思いながらお店を離れても追いかけてこないところを見ると本当に値引きできない商品だった模様。
仕方なく他のお店を再び見て回りますが、すでに結構チェックしていたので、やっぱりさっきの真珠かなあと戻ろうか考えていたとき、何気なく目に入ったネックレスがありました。
チェーンもシンプルだし、大きさもかたちもいい感じです。さっそく店員さんに見せてもらうと、白が1000ペソ(約2000円)で、ピンクが500ペソ(約1000円)。これなら丁度いい値段です。
白い方を指して値段は落とせるか聞いてみると800ペソならいいよとのこと。できれば2個1000ペソちょいで買えたらと思っていましたので、白とピンク両方買うから1000ペソではどうかと聞いてみるとOKでした!
選んだのは丸くキズの少ない写真の2つにしました。きっちり考えていた通りの値段でかわいい真珠が買えたので満足!
いつも身近に見ていた真珠ですが
安い真珠ではありましたが、フィリピンの真珠をじっくり見て選んだことで、いつも身近にある真珠がとても味わいのある宝石であることを感じることができました。
今まで本物偽物など気にもしていませんでしたが、今なら本物の真珠の質感にとても魅力をおぼえます。
グリーンヒルズにはたくさんお店があるので、時間の許す限り選べば自分の気に入る真珠に必ず出会えると思います。
また、時間がない場合も、マニラのモールでも真珠はたくさん売っていますので、マニラに来たら是非自分にあった真珠を探してみてはいかがでしょう。
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店舗情報
Greenhills Mall
住所:Ortigas Ave, San Juan, 1502 Metro Manil
営業時間:10:00 – 21:00