7月に新型コロナウィルスのエンデミック化(風土病)への移行を目指し、規制緩和を行っているタイ政府ですが、最も慎重な姿勢で経過を見守ってきたのが、バー・カラオケ、マッサージパーラーなどの歓楽街の施設でしょう。猛威を奮ったデルタ株の発端は、日本人街のナイトクラブのクラスタであったことからも、中々他のカテゴリーと同じように解禁されることはありませんでした。
しかし、実質はすでに飲食業に登録することで、飲食店として営業が可能でしたが、お酒のみを提供したり、カラオケは認められていませんでした。
しかし、6月1日よりついに最後となったこれらのカテゴリー営業が認められることとなりました。
実におよそ1年と2ヶ月ぶりほどになった6月1日営業解禁当日の、バンコクの有名な歓楽街の様子をご紹介いたします。
タニヤ通り
通りの入り口付近は、あまりネオンも目立たず、かつての賑やかさはありません。規制期間中に道が舗装されておりきれいになっていました。
通りの中間くらいからお店のあかりも多くなりました。撤退したお店も多いので、今後新店舗などが入れ替わりながら、徐々に賑やかさを取り戻していくことでしょう。
パッポン通り
以前は道の真ん中にお土産の露天がならぶ一大観光名所でもあったパッポン通りですが、通りにあかりはなく、ゴーゴーバーの数店舗のみが営業している状態です。
パッポン通りは2つの通りがありますが、パッポン2の方が、ネオンが多かったように思えます。
ナナプラザ
ゴーゴーバーが多数入居する複合施設のナナプラザ。ナナプラザのある前の通りはスクンビットソイ4で、通り沿いにはバーがならんでいますが、どこも営業をすでにはじめており、活気があります。
ソイカウボーイ
巨大なネオン看板が印象的であることから、観光地としても有名なソイカウボーイ。ネオンはついていますが、営業しているお店の数はまだまだのようです。
日常が戻りつつあるバンコク
ナイトスポットのバーなどは、飲食店の登録さえすればすでに営業可能であったため、バーが主体の歓楽街は6月1日を堺に一気にオープンといった感じでもなかったようです。
やはり長らく営業ができなかったタニヤ通りなどのカラオケが、すでに営業自体はできていたとはいえ、メインはカラオケなので、今回の規制緩和の影響が強かったことでしょう。
タイ政府の目指すエンデミック化まであと1ヶ月。コロナの新規感染者数も6月に入り、一日2500人ほどまで減少しているので、このまま減少傾向を維持できれば、いよいよほとんどの規制が撤廃となりそうです。
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