市場は文化ともいえるタイには町々に大小様々な市場があります。バンコクには観光地としても有名な市場が多くありますが、中でもオートーコー市場では一年を通じてタイの各地から質の良い食材が集まることで知られており、連日地元タイの飲食業者の買い付けから一般観光客まで多くの人々が訪れ賑わう人気の市場なのです。
オートーコー市場について
オートーコー市場はタイの農業協同組合であるオートーコーによる経営の市場です。政府管轄関連の指導の下に行われるため、食材は厳選された高水準で新鮮な品質が保たれています。このため値段は一般に出回っているものよりも高めではありますが、その品質の良さは高級食材を必要とする飲食業関係者や地元タイ人セレブも頻繁にやって来るほどです。
オートーコー市場のロケーション
オートーコー市場への最も簡単で早い行き方は、MRT地下鉄の利用です。MRTカムペーンペット駅の3番出口を出るとすぐ右手が市場です。また、BTSの利用でもモーチット駅からは徒歩5分ほどでアクセスできます。チャトチャックウィークエンドマーケットが近いので、週末にあわせて行ってみるのもいいですね!
マップ
オートーコー市場を散策
果物
MRTからすぐに目に入ってくるのがこの果物の販売コーナー。その色やかたちを見ただけでその辺の町中で売られている果物とは品質が違うことに気づくことでしょう。
高級フルーツのドリアン。オートーコー市場のドリアンは驚くほどの味わいです。新鮮なドリアンをその場でカットしてもらえますので是非ご賞味ください。100バーツ(約340円)くらいから食べることができます。私はタイに来るまでドリアンは、以前香港で食べた時ニオイがきつかった記憶があるせいか、あまり得意ではなったのですが、オートーコー市場のドリアンを食べてからはすっかり認識が変わりました。
その他の果物も新鮮なものばかりで、本当なら出回っていない季節の果物でもずらりと並んでいるのがオートーコー市場ですね。
鮮魚
かなり大型の魚などが豪快に氷の上に置かれています。
そしてやはり目が行ってしまうのがカニですね。かたちも立派です。
エビもタイ料理ではポピュラーな食材。見るからにプリプリなんですよね。
肉類
思わずお腹が空いてきそうなブロック肉。柔らかそうな肉の部位を選ぶことができます。
野菜
日本で見かけるような南国では育ちそうにない根野菜のようなものも見かけます。タイ料理はもちろん、各国料理にも対応できそうな品揃えですね。
お惣菜
大きな鍋にはぶっかけ飯のおかずがいっぱい。お惣菜コーナーはお昼時ともなると持ち帰りをする人たちで賑わいます。
穀物
お米など穀物を量り売りしています。すずめのいい餌場でもあります。(笑)
その他
缶詰のコーナー。まさに山積み。
干物のコーナーはややニオイがあります。
オートーコー市場の食堂
オートーコー市場では食事をすることができます。高品質の食材の揃った市場での食事は期待大ですね。ブースのように店舗が入っていますので、好きな料理をチョイスしてみましょう。お昼時はとにかく人が多いので、座る場所を確保してからが良いですね。
ナマズ料理 プラードゥックを食べてみよう!
オートーコー市場にはナマズ料理を提供している人気のお店があります。日本以外のアジアではポピュラーなナマズ(タイ語でプラードゥック)は、白身で食べやすく町の屋台でもよく見かけます。サダオという野菜とオニオンフライを特性のタレにつけて一緒に食べましょう。とても美味しいですよ。
観光地としても人気
オートーコー市場は地下鉄で簡単にアクセスできますし、カットフルーツなどもつまみながら散策できるので、旅行のアクセントに面白いのではないでしょうか。また在住者の方は友達などが日本から来たときは連れて行ってあげると喜ばれるかもしれませんね!
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オートーコー市場基本情報
オートーコー市場(Or Tor Kor Market)
所在地:101 Kamphaengphet Rd, Chatuchak, Bangkok 10900
営業時間:6:00 – 20:00