タイでは4月に広まった新型コロナウィルスの第三波が収束できず、インド型変異ウィルス(デルタ株)の感染者数が増加し、歯止めがかからない状態となっています。
このため、一日の新規感染者数が3000人台にまで増えてしまったバンコクをはじめ、ダークレッドゾーンの各県に対して、1年ぶりのロックダウンが7月12日より実施されました。
今回のバンコク封鎖の主な決定事項と、バンコク中心部の様子についてお伝えいたします。
増え続けるコロナ感染者数
画像;新型コロナウイルス感染症情報センター URL:https://www.facebook.com/coronavirus_info/?page_source=covid_vaccine_faxit&hoisted_module_type=covid_vaccine_development7月12日のタイ全体の新規感染者数は8,656人、バンコクで2,399人となっています。
6月28日に飲食店内での飲食禁止などの制限措置がとたれていたバンコクですが、7月に入っても減るどころか、タイ全体で9000人を超え、バンコクは最も感染者数の多い3000人を超える日が続きました。
もはやロックダウンは時間の問題となっていた状況の中、ついに7月12日から防疫措置の強化(CCSA決定事項第27号)が実施となりました。
新たなゾーニング
画像;新型コロナウイルス感染症情報センター URL:https://twitter.com/prdthailand?lang=he7月12日から、感染者数に応じて色分けされた警戒レベル区域が更新されました。
最高度厳格管理地域のダークレッドゾーンは10都県で、バンコク都、ナコンパトム県、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県、サムットサコン県、および南部4県ナラティワート県、パッタニー県、ヤラー県、ソンクラー県です。
そして警戒レベルの高い地域が増え、
レッドゾーンが5県から24県
オレンジゾーンが9県から25県
イエローゾーンが53県から18県
となっています。
防疫措置の強化(CCSA決定事項第27号)の主な内容
タイ政府による新たな制限措置は、7月12日より最低14日間は適用となります。
主な内容は以下の通りです。
夜間外出禁止令
当局職員による許可ないし定められた例外を除き、午後9時から翌朝午前4時までの時間帯における、住居からの外出を禁止。
公共交通機関
あらゆる形態の公共交通機関の営業を、午後9時から翌朝午前4時までの営業を縮小する。
ダークレッドゾーンへの緊急措置
独立店舗、百貨店等の施設内、空港、駅、バス発着所、コンビニ内、路上の飲食店、移動販売、歩き売り、その他形態を含む飲食店および飲食の販売の営業時間を午後8時までとする。
(店内飲食禁止。持ち帰りのみ)
百貨店、ショッピングモールなどの施設の営業時間を午後8時までとし、施設内のスーパーマーケット、衛生用品や医薬品、DIY用品、金融機関、情報通信機器、郵便・配送、修理・修繕といった分野の店舗のみ営業を認める。官民を問わず、ワクチン接種や医療行為のための部分は営業を認める。
コンビニ、定期市場、ナイトマーケット、歩行者天国の営業時間を、午後8時までとする。(従来から夜間営業を行っているコンビニに関しては、午後8時から翌朝午前4時の間は閉鎖)
屋外の公園、運動場、競技場の営業時間を、午後8時までとする。
古式マッサージ(足マッサージ含む)、スパ、美容医療機関、健康増進機関の営業を禁止。
(ヘアサロンおよび理髪店については、過去に発令した条件および防疫措置の厳格な実施の下で営業可能)
5名以上が参加する活動を禁ずる。但し、「バンコク都告示第34号」における例外規定は継続適用。
学校、教育・研修機関および類似の機関は、過去に発令した条件(注:原則遠隔授業等)を継続して適用する。
本件に違反する者に対しては、感染症法に基づき、1年以下の禁錮ないし10万バーツ以下の罰金、またはその何れについても科される場合があり。また非常事態令に基づき、2年以下の禁錮ないし4万バーツ以下の罰金、もしくはその何れについても科される場合があり。
7月12日 ロックダウン開始当日のバンコク中心部の様子
アソーク
アソークのTerminal 21です。昨年同様館内に入れるのはグランドフロアの入り口からのみになっており、BTS直結のスカイウォークから入ることができません。
館内あちこちに仕切りがあり、進入禁止となっています。
アパレルなどのあるフロアは照明が暗くなっています。
飲食についてはテイクアウトで営業可能です。地下フロアではこのように各店舗が注文を受付ています。
やはりデリバリースタッフの姿が多いですね。
店舗は営業していたり、閉めていたりまばらです。
BTSに乗ってプロンポンに移動しました。BTS車内は意外に乗客が多い。昨年のような緊張感はありません。
プロンポン
検温センサーをくぐってショッピングモールのエムクオーティエに入ります。
アパレル階へのエスカレーターは閉ざされています。
グルメマーケット周辺は賑わっている感じです。割と普通の雰囲気ですね。
向かいのエンポリアムへ。同じく飲食フロア以外は照明が消えています。
グルメマーケット周辺のお店も普段と同じように営業しています。特に品薄ということもないようです。
ベンジャシリ公園に行きました。公園は20時まで利用することができます。
憩いの場が閉鎖されなかったのは大きいですね。
こんないい天気で、緑溢れるきれいな景色を見ていると、バンコクの辺りそこらにコロナが充満しているなんてとても信じがたい気分になります。
日本人街のスクンビットソイ33/1です。お昼時ですが、人通りはまばら。
会社関係も極力在宅ワークにするよう要請が出ているため会社員が少ないせいかもしれません。
やっと先月規制緩和で営業許可がおりたマッサージ店もまた禁止です。
2度目ということで慣れもあるバンコクロックダウン
全体的に慣れを感じます。それはそうですね、コロナ規制の生活が長いですし、昨年のように得体のしれないウィルスへの緊張感のようなものは感じられません。
ネット上では帰国を検討される人など、悲観的な投稿も見られますが、こうなった以上はロックダウンの成果がみられるように自宅でおとなしくして、一日でも早く感染者数が減り規制緩和になるのを待つのみです。
昨年のロックダウンの記事
>>海外に住んでいろんな人達と知り合ってみたい!そんな方には日本語講師として現地で働くという方法もあります。就活している方や、すでに就業中の方も未経験から始められ、高い資格取得率を誇るヒューマンアカデミーの日本語教師講座がおすすめです。まずは資料を手に入れて第一歩を踏み出してみましょう。
海外で働く!合格者1000名の実績 ヒューマンアカデミー日本語教師講座