ホーチミンの中心地の1区からサイゴン川を望むと、対岸に一際高く見えているランドマーク81と高層建築群。そこはランドマーク81を中心としたホーチミン市マスタープランの一つで、サイゴン川西岸の新都市区としてビンタン区に誕生した「ビンホームズ・セントラルパーク」です。
高層コンドミニアムが立ち並ぶこのベトナム最先端エリアについてご紹介いたします。
ビンホームズ・セントラルパークについて
ビンホームズ・セントラルパークを開発したのは、ベトナム最大のコングロマリットであるビングループの不動産ブランド「ビンホームズ」です。
着想はニューヨークのマンハッタン都市区「セントラル・パーク」から来ており、緑豊かな環境と高級感あふれる都市設計がなされています。対岸からもその規模の大きさが見て取れるこの都市区は、サイゴン川沿いの広大な敷地に建設されており、ザ・ビラズ(The Villas)、ザ・セントラル(The Central)、ザ・ランドマーク(The Lanmark)、ザ・パーク(The Park)を含むマンション・ビラ式住宅、そして高くそびえる高層ビルのランドマーク81から成っています。
ビンホームズセントラルパークの交通の利便性
1区から2区へと繋がる幹線道路のジャンクションであり、トゥーティエム橋やハノイ大通り、東南部のドンナイ省などへのアクセスがスムーズであることや、さらにこの都市区の価値を高めているのは、現在建設中のメトロ地下鉄1号線のタンカン駅が敷地内に設置されることでしょう。
工事が遅れなかなか開通しないホーチミン地下鉄についての記事はこちらを御覧ください。
「ホーチミン地下鉄プロジェクト」で何が変わる?延期が続きながらも企業は周到に準備を進める
ビンホームズセントラルパークへのアクセス
ビンホームズセントラルパークの中心であるランドマーク81まで、1区中心地から15分前後です。地下鉄1号線ができると更に身近なエリアとなるでしょう。
マップ
また、ビンホームズセントラルパークのあるビンタン区には、第二の日本人街といわれるファンビッチャン通りがあります。この新スポットの散策記事はこちらを御覧ください。
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新都市区ビンホームズ・セントラルパークの町並み
ビンホームズ・セントラルパーク内には各施設日本人専用ではありませんが、病院や学校もあります。ホーチミンの中でもまったく新しい近代的な住宅地の様子をご紹介いたします。
高層コンドミニアムが立ち並ぶ区画内の景観。
区画内の主な道路は広くゆったりとした余裕を持っています。
ビンメックセントラルパークインターナショナルホスピタル(Vinmec Central Park International Hospital)は、世界で最も厳しい基準を持つ医療施設評価機構であるJCI認定を取得した医療機関であり、国際レベルの治療を受けることができます。
インターナショナルスクールのVinschoolがあります。
こちらはVinschoolの幼稚園のようです。
コンビニもビングループですね。
こちら日本製専門という看板が日本語で出ていました。今後日本人居住者が増える傾向にあるのを感じさせます。
一際高くそびえるセントラルパークの中心ランドマーク81。
ランドマーク81とコンドミニアムに囲まれた中庭にはコンテンポラリーなオブジェが設置されています。
ランドマーク81とベトナム初進出のCoCo壱番屋についての記事もあわあせてご覧ください。
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ランドマーク81の横にある陸橋にのぼってみましょう。皆さんランドマーク81をバックに撮影
後ろにはセントラルパーク構想通りの緑の風景が広がります。
今後更に変貌を遂げそうなビンタン区
ホーチミンの進行計画のある各方面へ、道路、地下鉄、船と様々なインフラでアクセスできるビンタン区。近い将来には深センのような都市へと発展する可能性も孕んでいます。
その中心となるビンホームズ・セントラルパークは建設前から注目されていたプロジェクトで、外国人には人気の居住区となっています。当然日本人もその主要ターゲットであり、各不動産会社も盛んに日本人へのアプローチを行っています。まだまだ工事中が多いこのエリアの完成した姿を早く見てみたいものです。
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