早いものでタイの免許更新の時期になり、11月1日チャトチャック陸運局に行ってきました。
最寄りはバーンチャークの第3陸運局ですが、現在コロナ禍のため直接予約しか受け付けておらず、結構先になってしまうとのことで、当日更新可能なチャトチャック陸運局に行くことにしました。
現在、チャトチャック陸運局ではコロナ感染防止対策として、1日の外国人更新人数を40名に限定しています。このため受付時間の8:00前に行く必要があります。ネットの情報では7:00で締め切られたなどありましたので、早起きして朝6時前に行きました。そのときの取得の流れを詳しくお伝えいたします。
タイ免許の更新期間について
日本の免許証からタイの免許証へ切り替をすると、まず2年の有効期限が与えられます。そして次回の更新から5年の有効期限となります。今回の私がこれにあたり、5年の有効期限の免許証がもらえます。更新のタイミングについては以下の通りです。
・運転免許有効期限の3ヶ月前から更新手続き可能。
・有効期限切れから1年以内なら更新を行うことができる。(更新忘れても猶予が長い)
※有効期限切れから1年以上経過すると、筆記試験などが必要となるので、やはり普通に期限が近づいたら更新するのがいいですね。
タイの初回の運転免許証切り替えについては、バーンチャークの第3陸運局で取得したときのことを詳しく記事にしておりますので、予約でバーンチャークの方に行かれる方はご参考ください。
タイの免許更新の必要書類
①パスポート原本
②パスポートコピー
(顔写真ページ、最新のVISAページ、最後にタイ入国したときのスタンプがあるページ)
※VISA満了日の残り90日以上あること
※パスポートのコピーにはサインをする
③日本大使館発行の在留届出済証明書(英文)原本
④在留届出済証明書コピー1部
⑤健康診断書 原本(1部)
⑥運転免許証用 健康診断書 コピー(1部)
⑦タイ王国運転免許証 原本
⑧運転免許証発給代金 505バーツ
(バイクの場合 305バーツ)
書類についての補足
④の在留届出済証明書は、在タイ日本国大使館領事部にて発行してもらいます。費用は610バーツです。
⑤の健康診断書はチャトチャック陸運局近くに安いローカルクリニックがあるそうですが、今回早朝から行く必要があるため、予め取っておきました。
クリニックは初回の免許取得のときと同じバーンチャークのローカルクリニックでした。日系クリニックですと数百バーツとられますが、ここは120バーツです。
ただ、休みが不定期で、閉まっていることが割とありますので、電話されていくことをおすすめします。
電話:020447133
場所はBTSバーンチャーク駅を降りてすぐです。下のマップをご参考ください。
マップ
講習ビデオ視聴をオンラインで済ませておく
日本でもある講習ビデオの視聴ですが、これもコロナ対策のため予めオンラインで視聴し、完了させておくのがよいでしょう。
オンラインビデオは1時間あり、最初と途中、そしてビデオの最後に3問の選択問題が出されます。選択問題は3回とも同じ内容で、最後の3回目の回答では間違えても答えをおしえて再入力を促されるので、全然心配はいりません。
そして1時間の視聴と問題正解すると、完了画面が現れますので、それをスクショしておきましょう。
※私は当日に完了画面の提示は求められませんでしたが、人によって提示を求められることもあるようです。
オンライン講習ビデオはこちらのリンクから
URL:https://www.dlt-elearning.com/People/Login?lang=en
服装
お寺で禁止されている服装と同じく、タンクトップやショートパンツやミニスカートなどの露出度の高い服装は禁止されています。
まあ、実際はかなりラフな服装の人がいましたが。(通ったかどうかは知りません)
免許更新の流れ チャトチャック陸運局
2021年11月1日当日の免許更新の流れです。コロナ禍のため、通常と流れが部分的に異なるかと思います。
BTSモーチット駅からチャトチャック陸運局まで
当日早朝の電車でチャトチャックまでBTSを利用して来ました。駅は、BTSはモーチット駅、MRTならチャトチャック駅です。駅を出てサパーンクワイ方向へ歩きます。歩いて10分ほどですので、歩くのが苦手な方はモータサイを利用すると良いでしょう。
夜明け前の薄明るい道を歩きます。
チャトチャック陸運局の入り口です。そのまままっすぐ進んだ右手に免許更新をする第4ビルディングがあります。
第4ビルディングです。タイ語の数字で表記されています。
チャトチャック陸運局マップ
受付
現在、限定人数のための待合テントが玄関横にありますので、中に入り若い番号順に椅子に座ります。これが受付の順番になるので、必ず若い番号の椅子に座りましょう。
このとき6時10分くらいでしたが、すでに24番目。7時くらいには40名に近い状態だったので、やはり6時台には着いた方が無難ですね。
8時になると順番に受付が開始されます。ここで書類を提出し、書類に不備がなければ番号札を渡されます。
番号札には受付時間が書いてありますので、その時間帯に窓口に行き番号札を渡します。早く来ていた人ほど受付時間が早いようです。
窓口は建物の中の1階にあり、外国人は7番と8番が受付窓口となっていました。
番号札と引き換えに書類を渡され、2階に行くように指示されます。
2階 書類提出
書類チェック、入力などのため2階のブースへ向かいます。入り口付近に人がいるので、書類番号札を見せます。
すると新たなの番号札を渡されます。
奥にブースのならぶ部屋がありますので、掲示板に自分の番号が表示され、アナウンスされたらそのブースへ向かいましょう。ここで現住所の確認や書類サインをします。
3階 実技テスト
次は実技テストを受けるため3階に行き、受付で書類を渡します。
待合いスペースがあり、そこで実技の内容についての動画が流れています。
テストは以下の4つを行います。
色の識別
信号機に点灯される色を答える。英語でOK。
平行に揃える
2本の棒を平行に揃えるテストで、右の棒が固定されており、左の棒を前進後進のボタンを操作してスライドさせ、棒が平行に揃ったらストップします。
急ブレーキ
アクセルを踏んで赤が点灯したらブレーキを素早く踏みます。
あと、視野の確認テストがありますが、このときはありませんでした。
テストの部屋を出て受付に書類を渡すと2階へ行くよう指示されます。
2階 免許証受け取り
ついに免許証の受け取りです。再びブースのある2階へ行き、番号札をもらったら、自分の番号表示のあるブースへ行きます。
ここで免許証の写真撮影と、発行料(505バーツ)を支払います。
免許証が渡されます。これにて終了です。
早めに椅子取りをしましょう
朝5時45分くらいに着いて、終わったのが11時45分くらいでした。長かった。でも通常はもっと人が多いので、早かったといえます。
コロナ禍の特別な流れでの免許更新でしたが、規制緩和になれば人数制限も変わってくるかと思われます。いずれにしましても、早く行って若い順番の椅子を確保しましょう。
あと、オンライン講習ビデオ視聴の完了画面のスクショは、私の場合特に提示を求められませんでした。IDナンバーとして入力したパスポートナンバーが終了画面で表示されているので、認識されていたからかもしれませんが、一応スクショは取っておきましょう。
では早起き必須ですが、プロセスはシンプルなので頑張って更新されてください!
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