【タイ】7月の規制緩和後のパタヤ〜完全復活はまだ遠いウォーキングストリートなどのパタヤ中心部

【タイ】7月の規制緩和後のパタヤ〜完全復活はまだ遠いウォーキングストリートなどのパタヤ中心部

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7月からの規制緩和で県をまたいだ移動が自由になり、バンコクから最も近いビーチリゾートであるパタヤにも以前のように行くことができるようになりました。

しかし、現在外国人観光客のタイ入国はできず、訪れるのはタイ在住者のみであるため、ウォーキングストリートなどの歓楽街は以前の賑わいにはまだほど遠い状況です。

現在、観光都市パタヤがどのような状況であるか、7月のパタヤ中心地についてお伝えいたします。

タイ国内第3位の外国人旅行者数を誇るパタヤのあるチョンブリー県

パタヤのあるチョンブリー県は、観光客の数でいくとバンコク、プーケットに次ぐ第3位で、観光・スポーツ省による2019年の県別外国人旅行者数ランキングで、

1位 バンコク都 24,767,803

2位 プーケット県 10,636,315

3位 チョンブリー県 9,980,499

と、2位のプーケットに迫る数です。チョンブリー県には日本人の多いシラチャなどがありますが、この数字はほぼパタヤへの観光客とみてよいでしょう。

バンコクから最も近いビーチリゾートとして、バンコクからのオプショナルツアーでパタヤに来る外国人旅行者が多く、町全体がほぼ観光で成り立っています。

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封鎖中7月以前のパタヤ

んな観光都市パタヤの受難は、新型コロナウィルスの感染拡大防止対策が実施された7月までの約3ヶ月におよび、飲食やマッサージなどのサービス業が多くを占めるパタヤの経済は他の都市以上に深刻であるといえます。

封鎖中、パタヤの街角ではボランティアの炊き出しが行われ、ニュースでも取り上げられていました。

その中には、タイ人以外に、国境が閉ざされ自国に帰れない外国人も配給に並ぶなど、パタヤ独特の環境を物語る光景が見られました。

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7月のパタヤ

7月に入り、ついにバーやパブなどの営業禁止が解除されて、パタヤの町に活気が徐々に戻りつつあります。特にマーケットなどのあるソイブッカオ周辺は人も多く、在住者だけでも賑わいを見せていますが、それでも以前の観光客のいた時期にはおよびません。

本来なら多くの人で溢れている場所ほど、現状は大きく違っています。それはウォーキングストリートなどの歓楽街です。

灯りが少なく薄暗いウォーキングストリート

ウォーキングストリートの入り口。きらびやかな巨大モニタが外されており、灯りがなくとても暗い。

ウォーキングストリート入り口横。ムエタイショーなども見ることができたバービア群はごっそり無くなっています。

通り沿いの店舗は閉まっており、灯りがありません。

これはコロナ以前上の写真とほぼ同じ位置から撮ったものですが、とても同じ場所に見えないですね。

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バービア集合地帯も入れないようになってこの状態。このうちいくつのバービアが資金調達して営業再開できるでしょう。または人手に渡ってのオープンかもしれません。

 いくつかのライブバーは営業していますが、バンドはこのようにビニールシールドの中での演奏です。

奥に進むとやっといくつかの店舗が営業しています。

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その他のパタヤ中心部

ウォーキングストリートまでのビーチロードも灯りがありません。本来なら古式マッサージ店と飲食店が連なって活気があるのですが、とても静かです。

昼間のパタヤビーチもほとんど人がいません。なんとなく独り占めしたような贅沢な気分です。

セカンドロードのバービア群。以前は夜になるとバンド演奏の大きな音とビリヤードを楽しむ観光客の姿がありましたが、現在はこのように閉鎖されています。

ただ、ソイブッカオ界隈は以前の雰囲気に戻っています。これはツリータウンあたりです。あまり人は歩いていませんが、店舗はほとんど営業しています。

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静かなパタヤに滞在して

今回こんな静かなパタヤを体験したのは初めてです。やっと営業再開ができたお店、未だ開店の目処が立たないお店が混在しており、パタヤ経済のダメージは計り知れません。

しかし他県から来た私としては、街全体人が少なくのんびりした雰囲気はとても休養にはなりました。

外国人旅行者の受け入れが早く実施されることがパタヤ復活には不可欠ですが、諸外国ではまだコロナの感染拡大は収まっておらず、これに対してタイの人々は外国人受け入れに大きな懸念を示しています。

それはそうですね、ここまで我慢してやっと営業再開できたのに、また海外からの第2派が来てしまっては元の木阿弥です。やはりかなり長期的に緩和を行っていく必要があり、ある程度もとに戻るにはワクチンが完成しかないように思われます。ただ、こんな静かなパタヤを満喫できるのは今くらいなので、しばしば訪れようと考えております。

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