バンコクで食材を買う場合、オートーコー市場のような高級市場もありますが、安く仕入れられる庶民的市場もたくさんあります。その代表格といえばなんといってもクロントゥーイ市場。巨大な敷地面積を持ったクロントゥーイ市場は、あらゆる新鮮な食材が安く手に入るため、バンコクの飲食業の方も仕入れに通う有名な市場です。
クロントゥーイ市場へのアクセス
クロントゥーイ市場はMRT地下鉄で行くことができます。MRTクイーンシリキットナショナルコンベンションセンター駅の1番出口前にあるラマ3世通りを南へ向かって進みます。
程なくラマ4世通りとの大きな交差点に突き当たりますので、ラマ4世通りを陸橋で渡るとその一帯がクロントゥーイ市場です。
マップ
時間帯によって客層が違うクロントゥーイ市場
クロントゥーイ市場は24時間営業です。日のある時間帯は一般の地元客と観光客が多く、活気づく深夜は飲食業関係者が仕入れに訪れる時間帯です。深夜は鶏や豚の屠殺が行なわれるため鮮度の高い肉類が手に入ります。肉類はやや時間をおいて寝かせたほうが旨味は増すとされていますので、深夜でも遅めの時間の方が良い状態の肉が入手できるようです。
クロントゥーイ市場 売り場の様子
鮮魚売り場
市場の雰囲気を最も感じられる鮮魚売り場ではないでしょうか。
魚やイカ、カニなど様々ですが、ナマズが大量に売れられているのはタイらしいですね。
精肉売り場
豪快なのが肉売り場。これだけの肉が山積みされている光景を日本で見ることはまずないでしょう。タイでは鶏肉と豚肉が主に食べられます。各部位も豊富に売っていますので、モツなどの内臓系がクイッティアオなどで安く食べられるのも納得ですね。
野菜売り場
東南アジアの野菜は一般に見かけるキャベツなどに加え、香草などがあるためとても種類が多いといえます。これは何に使う草？といったものもありますね。そしてここも山積みでしかも安いですね。
果物売り場
タイの魅力の一つは美味しいフルーツが手軽に食べられるというところですね。クロントゥーイ市場では大量にフルーツを買うことができますので、屋台などを営んでいる人たちなどにとっては重宝されていることでしょう。
その他の売り場
雑貨が売られているテント群があります。以前はこういったテントはありませんでしたが、台所関係のものや、全く食とは関係ないものも売られています。
西側ブロックの売り場
クロントゥーイ市場のメインは東側のブロックですが、ラマ3世通りを渡った西側にも店舗があります。ここは主に惣菜やぶっかけ飯屋などがあり買い物ついでに食事をすることができます。
ローカル市場の醍醐味が味わえるクロントゥーイ市場
バンコクはいろんなエリアに有名市場がありますが、クロントゥーイ市場は規模も大きく、東南アジアらしい昆虫食もなども扱っているくらい種類が多いので新鮮な驚きを感じることができる場所です。ただ、珍しいからといって安易にカメラを向けると売り場によっては怒られてしまうこともありますので、働いている市場の人たちへの配慮を忘れずに。
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基本情報
Khlong Toei Market
住所：Khwaeng Khlong Toei, Khet Khlong Toei, Krungthep Mahanakorn 10110
営業時間：24時間
