タイの地方を旅行するとき、バンコクのように公共交通が発達しておらず、一般タクシーもGrabもなく、移動手段はトゥクトゥクという地方が多くあります。
ウドンタニの場合は、タクシーやGrabはありますが、観光地まで往復利用になると、時間や運賃を交渉したりなど少し煩わしさがあるので、あちこち移動するならやはりレンタカーが便利です。
ウドンタニ国際空港には空港レンタカーがあり、日本に比べるとかなり安く借りることができますので、時間のロスなく自由旅行をスタートできます。では、レンタカーを借りる流れをご紹介いたします。
タイのレンタカー事前予約
空港カウンターで、到着したその日に借りるのもいいですが、できれば予約しておいた方が安心ですね。事前予約には、ネットで「地名 レンタカー」とキーワードを入れると主なレンタカーの予約サイトが表示されます。
大抵トップに出てくるのがレンタルカーズドットコムです。ネットでの評価はわりと両極端でしたが、とにかく安さが魅だったので、私の場合ここで手配することにしました。
レンタルカーズドットコム URL:https://www.rentalcars.com/ja/
レンタカー会社はSixtレンタカーで、3泊で2,700バーツ程度と、とても安かったです。日本なら1日3,000円くらいで車を借りることはできないですね。
レンタカーの保険について
タイのレンタカーには、自車輌損害補償保険や盗難保険など基本的な保険は自動的に付帯しています。車の傷をつけてしまったときなど心配な場合は、フルプロテクション(自車輌損害補償保険)に任意で入ることができます。
保険加入料の二重払いに注意
レンタルカーズドットコムのレビューでいくつか見かけたのが、保険加入料二重払いのトラブルです。レンタルカーズドットコムのサイトでは、注文画面で、上記の任意保険であるフルプロテクションを大きなバナーで表示して加入を促してきます。
加入すれば車体の損傷について安心ということで、サイトで加入することも多いでしょう。しかし車を借りる際、すでに加入しているにも関わらず、レンタカー会社もフルプロテクションを勧めてくる場合があります。
気づかずに言われるがまま保険料をカウンターで支払い、後で二重払いに気づいた、というのがこのケースです。
これはフルプロテクション加入済がレンタカー会社に伝わっていないことが考えられます。サイトですでに加入しているのなら、カウンターで支払う必要はありません。
個人的には、加入しないで、もし傷をつけてしまったら、デポジットから精算してもらうというのがいいのではと思います。
なんといってもサイト予約する際、安さが魅力の料金が、一日800バーツ近い保険料が加算されるとお得感が出ないですもんね。
ウドンタニ国際空港 空港レンタカーの受け渡し
ウドンタニ国際空港の到着ロビーに出てSixtレンタカーのカウンターに向かいます。レンタルカーズドットコムに書いてある出口のすぐそばにありました。
カウンターで手続きをします。
レンタカーを借りる際、以下のものが必要です。
・パスポート
・タイの運転免許証(または国際運転免許証)
・クレジットカード
予約バウチャーを見せて、上記三点セットを渡し、クレジットカードでデポジットを支払います。
このデポジットは、車に傷をつけたりなどの問題がなければ、返却後に全額返金されます。
金額はおおむね、8,000〜10,000バーツで、このときは8,000バーツでした。
返却時はガソリン満タン返しとなっており、満タンでないと高めにガソリン代を請求されますので、ガソリンは返却前に入れておきましょう。
あと、借りる際に、車のガソリンの種類を聞いておきましょう。大抵は、91、または95という種類を言われると思います。
カウンターでの手続きが完了したら、車の受け渡しです。空港の出口を出てすぐの駐車場にレンタカー会社の契約しているスペースがあり、そこに借りる車があります。
そして一緒に車をチェックしていきます。エンジンのかかり、電気系統、傷の有無などです。
このとき、すでについている傷はよく確認しておき、なるべくなら写真を撮っておくと良いでしょう。
返却時のトラブルで最も多いのが、元からあった傷を自分のせいにされるというやつです。時間が少しかかってもスタッフと一緒に傷チェックは入念にやることをおすすめします。
チェックが終わったら貸し出し手続き完了。カウンターでの手続きからここまでおよそ15分以内でとても早かったです。
では自由気ままにドライブを楽しみましょう!
空港レンタカーの返却
空港に戻る前にガソリンを満タンにしましょう。そして借りたときのレンタカー会社の駐車場に車を停めて空港のレンタカーカウンターへ。
カウンターで返却手続きが済んだら、スタッフさんと一緒に車へ行き、傷などのチェックをしてもらいます。
問題なければカウンターに戻って問題なしだったことを伝えてそれで返却完了です。
デポジットは1週間ほどすると請求から消えていました(返金済)。
タイと日本の交通ルールの違いについて
左側通行で日本と似ているタイでの車の運転ですが、日本と異なるルールがいくつかあります。
いつでも左折OK
左折については赤信号でも左折ができます。(例外の交差点もあるようです)
これを忘れて、左車線に停車し、信号待ちしていると、後ろからクラクションをならされることがあります。
Uターンは指定箇所で
交差点でUターンする場合は、Uターンの標識がある交差点のみUターンできます。標識はとてもわかりやすいのですぐUターン可能な交差点とわかります。
パッシングは意味が違う
日本ではお先にどうぞ、と譲る意味のパッシングですが、タイではパッシングした側が先に行くから出てくるな、の意味になります。反対の意味になりますので注意しましょう。
行動範囲が広がり想い出深い旅行ができる
タイに住んでもう長いですが、初めてレンタカーを借りてみました。タイではバイクの接触事故が多く、何度か目の前で見ているため危険な印象が強く、そしてレンタカーの返却時のトラブルをほんとによく聞きますので、運転を敬遠していたのですが、思いって運転してみると、一気に世界が広がった感じです。
なんといっても気ままに自分の時間で行動でき、そしてタイの景色を自分で運転しながら眺められるので気分も最高でした。
もし、私のようにレンタカーを借りたいけど、上記のような理由から億劫に思われている方の参考になればと思います。
コロナで海外旅行がしにくい現在、タイ国内をドライブすることで、タイの素晴らしさを再認識できることでしょう。
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