有名な市場が多いバンコクですが、中でも昔から「泥棒市場」の異名を持つクロントム市場は、その気になる呼び名から一度は行ってみたくなるスポットです。
ジャンルごちゃまぜの商品がならぶその怪しげな売り場風景は、タイのコアなマーケットとして知られています。チャイナタウンエリアの人気観光地とあわせて行ける泥棒市場についてご紹介いたします。
クロントム市場(泥棒市場)について
見るからに出どころ不明な商品がならぶクロントム市場。電気製品にコピーDVD、大物工場製品から何に使うかわからないような部品まで実に様々な商品が売られています。
しかし、まだクロントムセンターが出来ていない頃に比べると、怪しさはかなり無くなってきていると感じます。
以前はあるものはとりあえず何でも並べておけといったような混沌とした品揃えでしたが、今では比較的見慣れた商品が多く見られます。それでも他の市場とは異なる独特のマニアックな雰囲気は残っていますので、のんびり散策してみるだけで中々楽しめます。
クロントム市場へのアクセス
クロントム市場はMRTワットマンコン駅から徒歩で10分以内の場所にあります。駅からチャロンクルン通りに出て、西に向かって歩いた右手にあります。
クロントム市場散策
露天のお店
並べられた商品の怪しさはまだ健在!クロントム市場の露天をぶらりと見て回ります。
週末は夕方くらいからお店を始めるところも多く、徐々に人も多くなってきます。
お馴染みのコピーDVD。
靴の山積み。皆さん結構真剣です(笑)
100バーツの腕時計。見た目はしっかりしています。
スマホの保護フィルム。素早くきれいに貼ってくれますよ。59バーツ(約200円)と安いですね。
骨董っぽいものを売っています。こういうのを見るとクロントム市場らしいなあと思います。まだ私が旅行で来ていた時期などは、壊れかけの仏像など怪しげな骨董が置いてましたね。
ナタが豪快に並べられています。ちょっと怖い。
これは老眼鏡でしょうか。安いものでなんと50バーツ(約170円)からあります。
こういったかなり購買層の範囲の狭い品もクロントムっぽいです。
フィギュアなどオモチャがたくさん。
こちら屋台飯屋向けの商品。よく屋台で見かける鍋があります。
ガスコンロもどっさり。
小腹が空いたら立ち食いで
お手軽なのはやはり串物。
ナマズや焼き鳥、唐揚げなどもあります。
思わず目を引くセクシーな女性が作るカニ料理の露天。
カラフルなジャムを塗ったパン。
こちらもはっきりした紫色のお菓子を揚げています。紫芋でしょうか。
クロントムセンター
屋根付きのクロントムセンターの中にも専門的なお店が並んでいます。
こういったコントローラーの山積みなどはならではの風景。
電卓や時計の山積み。
南京錠はかなりごついものが置いています。
カッティングシートのお店もあります。
あとクロントム市場全般的に多いのがこのような電飾のお店。
クロントム市場からのエスカレーション
チャイナタウンにあるクロントム市場の近くにはバンコクでもユニークな市場などのスポットがありますので、是非あわせて行ってみたいですね。
タイ独特の怪しさは健在
数年前のような本当に出どころが怪しいガラクタはかなり減ってきましたが、それでもクロントム市場のコアな感じは健在です。時々クスッと笑えるような商品がある人気市場をぶらぶら散策してみてはいかがでしょうか。
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基本情報
クロントム市場(泥棒市場)
住所:Maha Chak Rd, Krung Thep Maha Nakhon, Bangkok 10100
営業時間:月~金10 00 – 18:00、土・日 10:00 – 12:00 (店舗により異なる)