タイで暮らす日本人にとって最も気になることのひとつが病気や怪我のときの治療費ですね。タイの医療は高水準ですが、医療費がとても高いことで知られています。そこでもしものときのために保険に加入しておきたいところです。
タイには日系の保険会社もありますが、近年日本人に人気が高いのは、タイ国内トップクラスの保険会社アリアンツアユタヤです。日本人窓口があるので、言葉の壁を気にすることなく相談できてとても安心です。同社の提供している「キャッシュレス」受診ができる医療保険プランや、所得税の節税、そして申込み方法などについてご紹介いたします。
タイで働く日本人の保険の実情
タイで暮らしていく上で、心配なのが大きな病気や事故のときです。タイの治療費はとても高く、特に手術が必要な場合、簡単な手術でも平気で100万円を超える費用がかかったなどよく聞きます。
最近ではタイの芸能人が新型コロナウィルスで治療したら300万円くらいかかったという話がありましたので、保険がないとかなり不安です。ではタイで働く日本人はどのような保険に入っているのでしょう。
タイの社会保険
日本人の駐在員の方などは、会社で海外旅行保険などに加入している場合がほとんどで、大きな病院にキャッシュレスで受信できるため心配はないかと思いますが、現地採用の場合はタイの社会保険ということになります。
タイ人と同じように保険を使って医療を受けることができますが、タイの社会保険では地域ごとに病院が指定され、自分で病院を選ぶことができないルールになっています。このため、地域が該当しない場合、バンコクでいえば日本語が通じるサミティベート病院など3大病院にはひとまず自費で受診しなくてならないわけです。
(指定病院以外にかかった場合保険の申請はできた気はしますが、その場では自己負担です。詳しくはお勤めの経理担当者にご確認ください。)
ローカルの病院は言葉の問題でハードルが高い上、患者も多く待たされ、しかも医療レベルには不安があります。そこで社会保険とは別に、日本語に通じる病院にキャッシュレスでかかることができる保険に加入している方も多いことでしょう。
地元タイ人でも会社の保険以外に、条件の良い保険に加入することはとても一般的なことです。
アリアンツアユタヤ Allianz Ayudhyaについて
アリアンツアユタヤはドイツの世界最大手の保険会社で、1890年にドイツのミュンヘンに設立され、世界70カ国以上にサービスを展開しています。タイ王国では1951年にアリアンツとアユタヤ銀行が合弁で設立。バンコクで日本人向けサービスが開始されてから、日本語検定1級取得者による流暢な日本語対応でたいへん人気があり、400名を超える日本人顧客数となっています。
アリアンツアユタヤの医療保険プラン
サンプルとしてご紹介するのは、35歳(男・女)の場合の医療保険「上限なしプラン」です。入院や手術となった場合、費用がいくらかかるのか検討もつかないですが、この上限なしプランなら安心ですね。
3つの保障プランがあり、それぞれ年間最大補償額が300万、600万、1000万バーツという心強さです。
プランのおすすめポイント
おすすめポイントをあげてみました。
・キャッシュレス
・日本語対応の有名病院が利用できる
・ICU(集中治療室)の室料を実額補償
・美容関連や歯科系以外のすべての病気に対応
・人工透析・抗がん剤・放射線治療を実額補償
・事故の場合、救急医療費(24時間以内)“立替”で実額補償
まずは支払いのキャッシュレス。立替だと高額治療の場合大変なので、これは本当にありがたいですね。もちろんバンコクの日本人御用達であるサミティベート病院、バンコク病院、バムルンラード病院で利用可能です。
タイでは集中治療室の使用料がとても高く、すぐに数万バーツ飛んでしまいますので、すべて補償は大きいです。
また、他の保険会社では保険適用外の病気をあげているところも見られるようですが、アリアンツアユタヤは美容関連や歯科系以外の病気にすべて対応しています。人工透析・抗がん剤・放射線治療も実額補償です。
事故の際もキャッシュレスではありませんが、立替で実額補償してもらえます。普通の通院は手当が1000〜4000バーツまでなので、安いプランの場合なるべくなら入院してしまった方がいいということになりますね。
保険料金についての感想
保険料金は1年分を一括で支払いますが、上記の一番安いプラン(男性)だと日本円で95,000円くらいなので、毎月の支払いで考えると、月8,000円くらいになります。女性でも月に1万円くらいなので、これなら日本で月の払いものしていた頃を考えると高くないように思います。しかもこれは上限なしプランです。
ちなみにこのプランは35歳を例にしていますが、50代前半の年齢で一番安いプランを見ると、47,000バーツくらいからありましたので、リタイアメントビザでタイに住まれている50代前半の方なら月13,000円くらいで上限なしの補償が受けられます。(支払いは年分一括)
この辺は年齢性別によって変わりますので、アリアンツアユタヤまで問い合わせればすぐにプランを提示してくれます。
医療保険の利用方法
年間料金を支払いアリアンツアユタヤと契約が完了すると、保険カードが送られてきますので、病院にかかって支払う際にそれをパスポートと一緒に提示するのみです。
保障額を超えていなければキャッシュレスで支払いなし。超えていればその差額を支払います。
免責期間と免責事項
これは概ねどこの保険会社も同じですが、保険加入後の30日間は免責期間として保険料はもらえません。
また、キャッシュレスの対応までには更に60日必要なので、キャッシュレスで利用する場合は、90日後となるため注意が必要です。
尚加入2年目から免責期間はありません。
そして過去病院にかかったことのある病気の申告が必要です。加入する前に発症した病気・病状は保険適用外となりますので、ちゃんと正直に申告しましょう。
医療保険加入で所得税の節税
現地採用者が医療保険に加入した場合
職業:正社員(現地採用)
年齢:35歳
月収:10万B
賞与:年間2ヶ月
医療保険に加入した場合 | 医療保険に加入していなかった場合 | |
年間総所得 | 1,400,000 | 1,400,000 |
総控除額 | 194,000 | 169,000 |
課税所得 | 1,206,000 | 1,231,000 |
納税額 | 166,500 | 172,750 |
(単位:バーツ)
比較すると年間に6,250バーツも節税可能!
お申し込みの流れ
問い合わせ
日本人窓口の担当者スパットラーさんに連絡してみましょう。日本語堪能で日本人に相談しているようにスムーズです。タイでありがちな連絡してもレスが遅いということがなく、すぐに返事がもらえますよ。気になることは納得するまで聞いてみましょう。スパットラーさんの連絡先は記事最後の会社情報をご覧ください。
訪問
加入手続きはスパットラーさんが直接訪問してくれます。バンコク都内はもちろん、なんとタイ全国OK!タブレットで情報を入力していきますので、その場で登録から入金まですべての手続きが完了できます。
アリアンツアユタヤの事務所を見ておきたいという方はトンローにあるオフィスに行くのも良いでしょう。
加入手続き
加入手続きで必要になるのはパスポートとワークパーミットです。(リタイアメントビザなどの場合はパスポートのみ)
そして過去病院にかかったことのある病気の申告。保険会社側で病院側に確認をとりますが、前もって正直に申告しておきましょう。
また、タイ滞在期間が6ヶ月未満である場合は簡単な健康診断(尿検査・医者による面談)を受けなければなりません。
支払い方法
支払いは以下の方法があります。
・口座振込
・クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEX)
・現金
加入審査
上記のステップ後、治療履歴がない場合はおよそ3日以内、タイの病院にて大きな治療履歴がある場合はおよそ1週間以内に結果がでます。
私の場合申し込み手続きをしたその日にOKの結果がでました。
更新
契約は1年契約で、都度プランを見直すことも可能です。加入費用は評価が5年毎に行われ更新されます。加入2年目から免責期間はありません。
日本人向けの医療保険をお探しの方へ
あれは対応可能だけどこれは対応外など、いろいろ条件や値段について神経質になってしまう保険選びですが、アリアンツアユタヤはかなり有利にカバーされていますし、わかりやすいと思います。そしてやはり日本語で普通に相談できるのは重要ですね。会社員からリタイアメントなどの長期滞在ビザでタイに住んでいる方まで、医療保険を検討されるときはアリアンツアユタヤのスパットラーさんまでご相談してみてはいかがでしょう。
>>クレジットカードはトラブル時も補償のついた信頼ある一枚を持っていたいですね。
三井住友VISAカードは、安心・安全・便利” 万一の紛失・盗難による不正利用を補償します!
会社情報
Allianz Ayudhya Assurance Pcl.
住所:1000/9-10 Liberty Plaza 18th Floor, Soi Thong Lor, Sukhumvit 55 Road, Klongton Nua, Wattana, Bangkok 10110
携帯 : 092-565-9313(スパットラー)
Email:supattraakka.azay@gmail.com
LINE ID: pukkysupattra