【タイ】歩いた方が早いんじゃないの?バンコク名物「渋滞」!

【タイ】歩いた方が早いんじゃないの?バンコク名物「渋滞」!
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「渋滞」嫌ですね。早く目的地まで到達したいのに車の流れはノロノロ。ASEANはどの国も車の交通量は非常に多いのですが、中でもタイ・バンコクの渋滞は名物といわれる程トップクラスです!バンコクに来てタクシーを利用したらすごい渋滞に巻き込まれて驚いた人も多いのではないでしょうか。観光ならまだ良いですが、これがビジネスなら仕事に影響してしまいますね。というわけでバンコクの渋滞について少し知っておいたほうがよいかもしれません。

時間に厳格な日本人にはありえない渋滞

地元タイの人たちは歩くのが好きではないので、ちょっとした距離でもタクシーを利用します。ラッシュアワーに当たって数センチ単位でしか進まない酷さの渋滞でも平然とタクシーに乗っています。あまり時間を気にしないというのもあるかもしれませんが、時間に厳格な日本人としてはそうはいかないですね。私もタクシーに乗っていて渋滞に当たってしまったとき、降りて歩いたことがあります(汗)

バンコクの渋滞は世界一!

ナンバーワンであることは誇らしげでいいことではありますが、有り難くないナンバーワンもあります。以前CNNニュースで、GPS関連の製造メーカーが世界の都市を対象に車の進行についての調査が行われました。通常であれば30分で移動可能である走行距離がラッシュアワーになるとどれくらい遅れるかというものです。そして結果は、そうです、ブッチギリでバンコクが1位。実に倍以上の時間がかかったそうです。バンコクにはBTSや地下鉄があり、公共交通を選択できるにもかかわらずのこの結果。バンコクの渋滞がどれほどのものかおわかりいただけるでしょうか。

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バンコクの交通渋滞はなぜ起こる?

とにかくなにより自動車が多い

バンコクは以前より車が多かったのですが、前インラック政権時代に、兄のタクシン元首相の常套手段を見習ってなのか、バラマキ政策ともいえる内需拡大や自動車産業の振興を狙い、2011年9月から2012年の12月まで、契約を結んだ自動車の初回購入者には購入から1年後に最大で10万バーツ(およそ34万円)の物品税を払い戻す自動車購入支援策が実施されました。ここ数年でタイの交通量が増えたのはこの政策の影響が少なくないように思えます。しかし中古車が後に出回って値崩れ起こしそうな政策ですね。

そういえば近所の大型スーパーで、こう言ってはなんですがおよそ裕福には見えない一般客が新車で乗り付けているところを見かけます。果たしてこれも新車政策を利用したものだったのでしょうか。多分そうでしょう。それにしてもタイは車買うと高いんですよ。もちろん私は持ってません!

まだまだインフラが足りていない

バンコクの公共交通はASEANでも充実している方ではないでしょうか。電車ではBTS、MRT地下鉄、そしてスワンナプーム空港と都心を結ぶエアポートリンク。これだけあれば毎日あのひどい渋滞は避けられそうなものですが、そこはASEAN屈指の大都市バンコクです、まだまだインフラが足りていないのです。車でないと移動が困難なローカルエリアから都心部へ通勤通学する人の数はとても多いようです。

通勤・帰宅の時間帯がかぶっている

変なところで規則性を発揮しているは渋滞する時間帯です。通勤や帰宅の時間帯がかぶっていることも原因となっているようです。

運転技術の未熟さ

タイの人の運転はお世辞にも上手とは言えない人が多いように思えます。簡単そうな駐車などももたついて時間がかかっているのをよく見かけます。これはタイでの運転免許証が比較的簡単に取得できるためであるといえます。日本では毎日自動車学校に通い、憂鬱になるくらいみっちり運転技術を叩き込まれますが、タイはそうではないのです。多数のタイ人が日本人ドライバーのような要領の良い運転をできないことも渋滞を引き起こしている原因のひとつといえるでしょう。

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渋滞が起こる時間帯はいつ?

エリアにもよりますが、平日はおおむね夕方16時くらいから、もしくは15時くらいから渋滞が始まるエリアもあります。そしてピークは17時から18時あたりで、20時を過ぎてもまだ続くエリアがあります。朝は7時から9時あたりまでが多いようです。

渋滞のひどいエリア

スクンビット通り、サイアム周辺、ラチャダムリ通り、シーロム通り、サトーン通り周辺が特にひどい渋滞エリアとなっています。

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渋滞への対策

公共交通機関を利用する

電車

渋滞のおこる時間帯はなるべくBTS、MRT地下鉄など公共交通を利用するのが望ましいですね。でもこれらの交通機関では渋滞はおきませんが、通勤通学時間の乗車率が上昇して中心部では日本の駅のホームのようになっています。これは最近延伸されて遠くのエリアからの移動が可能になった反面、乗客が増えたためです。もっと本数を増やして緩和してほしいものですね。

バイク

モータサイとよばれるバイクタクシーは渋滞しても車の間をかいくぐって行くので地元タイ人も日常的に利用している交通手段です。ただ車との接触事故も多く注意が必要です。女性の膝に傷があるのを時々みかけますが、大抵はこのモータサイの事故が原因であるといえます。また、雨の日はずぶ濡れになってしまいますね。

センセープ運河ボート

バンコクの中心を横断する運河を走るセンセープ運河は川の移動なので渋滞知らず。しかも運賃は安くて重宝します。ボートに乗り込む際に乗りなれてないと不安定ですが利用価値は大きいです。リスクとしては陸との接触や、過去にエンジンが爆発するなどの事故が起こっています。

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空港までの移動

スワンナプーム空港まで…エアポートリンクの利用がベターです。荷物が多くて移動が厳しいときはタクシーになると思いますが、時間も読みやすいので駅まで移動してエアポートリンクに乗るのがおすすめです。

ドンムアン空港まで…地下鉄の空港線の計画は進んでいるようですが、2019年5月現在、まだ駅は連結していないので、BTSモーチット駅もしくは、MRTチャトチャック駅まで行き、タクシー、またはA1の番号のバスを利用することになります。このため時間は余裕をもって移動しましょう。

やはり電車が基本で後は歩き

夜中の帰宅などはタクシーですが、私は基本的に電車か、後はひたすら歩くのが好きです。東南アジアで歩いているアジア人を見たら高確率で日本人ですね。まあ「タクシー=高い」のイメージが染み付いてますし、散歩好きな民族ですから。ほんとこっちの人って歩かないんですよ。

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