ついに都市開発の大型プロジェクトであるワンバンコクが、2024年10月25日にオープンしました。かねてから、三越のデパ地下入居などで注目を集めており、待っていたバンコク在住日本人の方も多かったことでしょう。広大な敷地に展開する複合商業施設ワンバンコクについてご紹介いたします。
ワンバンコクについて
ワンバンコクは、バンコク中心部に位置するタイ最大規模の複合施設で、タイ最大のコングロマリットの1つであるフレイザーズプロパティによって開発されました。
サトーンエリアに位置しており、総敷地面積172,800平方メートルは、1,200億バーツを投じられ、ワーク、ショッピング、レジデンス、ホテル、エンターテインメント、アートが融合した80,000平方メートルにもおよぶ広大な公共スペースを備えています。
ワンバンコクは3つのエリアに分かれており、2024年10月25日にザ・パレード、ザ・ストーリーズがオープン。これにポスト1928が加わります。
ワンバンコクへのアクセス
ワンバンコクは、MRTでのアクセスがよく、MRTルンピニ駅3番出口を出ると横が敷地になっています。
BTSプルンチット間はシャトルバスが運行しています。
ワンバンコクの様子
ザ・パレード
エリアの中で最大規模であるザ・パレードは、コミュニティを重視した複合商業施設です。ファッション、グルメ、エンターテインメントを提供しており、館内には、三越のデパ地下や、スシローなども入居しています。
吹き抜けの館内で開放感があります。
注目は三越のデパ地下。まるで日本にいるかのようです。
売り場はたいへん広く、品数も豊富です。
南国では手に入りにくい梨が。
松阪牛など高級肉もたくさん並んでいます。
鮮魚も丸ごと1尾が手に入ります。
ショップでは無印良品の大型店舗があります。
ニトリも入っており、家具、インテリアが手に入ります。
飲食ではスシローが入っており、お昼どきは行列ができるにぎわいでした。
フードコートは広く、料理の種類も多いためサトーンのオフィス街に勤務する会社員も大勢訪れます。
シネマのエンターテインメントもあります。
有名ブランドなども多数入居しています。
ザ・ストーリーズ
ザ・ストーリーズは、タイ国内から世界的なファッションブランドまで、様々なタイプのストアがあり、Jim Thompsonなどタイこだわりのブランドが展開されています。
タイシルクのジムトンプソン。
まだオープン前の店舗が目立ちます。
サトーンの人の流れが変わるか
ついに完成したワンバンコク。都市開発の大型プロジェクトとして、早くから注目されてきました。まだオープンしていない店舗なども多い段階ですが、オフィス街のサトーンエリアに、新たな人の流れができる巨大施設です。今後、ますます多くの店舗が入り、イベントなどもありそうなので、チェックしておきたい新スポットといえます。