日系企業の工業地帯が多いチョンブリ県で、シラチャは日本人が多く住む日本人居住区となっています。特にシラチャ中心地のランドマークであるロビンソンデパート周辺には、タイでも最大級の日本人街が形成されており、タイにいながらにして日本にいる感覚で生活できるリトルジャパンです。
不動産の賃貸エリアとしても重要な、シラチャ中心地の成り立ちや位置、そしてロビンソンデパート周辺についてご紹介いたします。
シラチャ日本人街の歴史
シラチャが今のような日本人が多く住むにぎやかな地方都市になったのは、90年代の日系企業によるタイ進出によるものでした。
それまでは小さな漁港にすぎなかったシラチャは、日本人の増加が著しくなった時期にオープンしたロビンソンデパートのあるエリアを中心に、日本食の飲食店など日本人向けサービスの店舗が増えていき、現在の日本人街が形成されました。
シラチャ中心地ロビンソンデパートの位置
シラチャ中心地のランドマークであるロビンソンデパートは、チョンブリとパタヤ方面を結ぶスクンビット通り沿いにあり、シーサイドまで歩いて行ける海に近いロケーションです。
イオンモールがあるアサンプションエリアへも徒歩圏内で、近年新たな日本人居住区となっているJパーク周辺まで、車で30分くらいの位置です。
マップ
シラチャ日本人街
ロビンソンデパート周辺には日本語の看板があちこちで見かけられます。
ロビンソンデパートの裏手が日本人街となっています。日本食のお店やカラオケなどが集中しており、通りに入ると独特の異国感があります。
飲食店は居酒屋からラーメン、焼肉屋などがあり、タイ料理が苦手な人や、夜は必ず和食で晩酌という人はロビンソンデパートの近くに部屋を借りれば食で困ることはないでしょう。
ロビンソンデパートの前にはパヤータイシラチャ総合病院があります。大きな病院で、日本人専用窓口があり、日本語で受診可能です。言葉の壁を気にしなくていいのはとても安心ですね。
ロビンソンデパートに併設されたモールのパシフィックパーク側にある通りには、トゥクトゥク乗り場になっています。
シラチャの交通はこのトゥクトゥクか、ソンテウ、またはモータサイになりますので、お買い物帰りや移動にはここから乗車するのが便利です。
この通りにはバンコクやその他の地域に出発するバス乗り場があります。
バスセンターからの、バンコク↔シラチャのバスの移動についての記事はこちらを御覧ください。
シラチャ中心部シーサイド方面
ロビンソンデパートから海まで歩いてすぐです。
ワット・コー・ロイが見えるのんびりした景観がたのしめます。
Jerm Jom Phon Roadを下っていくとシラチャ朝市場があり、シーフードなどが安く手に入ります。
シラチャ朝市場の記事を読む
独自の進化を遂げた東南アジア屈指の日本人街
日系企業の進出がさかんな東南アジアにはたくさんの日本人街があります。中でもシラチャは規模が大きく、生活にも密着しているので、タイの町に融合した印象を受けます。
パタヤまで車で30分と近いので、小旅行も兼ねてシラチャの漁港に触れ、日本人街をたのしむのもいいですね。
シラチャ赴任が決まった特に単身者の人には、シラチャ中心地はとても快適な居住エリアといえます。
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