東南アジアには日本と関係の深い国が多いせいか、日本人街のある都市がたくさんあります。フィリピンのマニラにもリトルトーキョー(リトル東京)の名で親しまれる日本人街があります。
赤い鳥居のある敷地を中心に日本食のお店が集中しており、特に海外生活で日本食が恋しくなるマニラ在住の日本人にとってはありがたいエリアですね。
そんなリトルトーキョーの中心部とその周辺の様子についてご紹介いたします。
リトルトーキョーへのアクセス
リトルトーキョーはマニラでも治安の良いマカティ地区にあります。グリーンベルトのモール街からも近く、タクシーなら10分前後で行くことができます。概ねGrabを利用されるかと思いますが、もし一般タクシーの利用でリトルトーキョーといってもわからないと言われた場合は、Makati Cinema Squareと伝えてみましょう。
マップ
赤い鳥居のリトルトーキョー
Amorsolo Streetから入ったリトルトーキョーの目印である赤い鳥居。この鳥居をくぐって中に入って行きます。なんとなく入場料をとられそうな感じがなくもないですが無料です(笑)
鳥居をくぐって振り返るとこんな感じ。日本人街の雰囲気ありますね。
リトルトーキョーの中庭。お店が庭を囲むようにして商い中。
YAKINIKU A FIVE徳は2020年オープンの高級黒毛和牛のお店で、かなりいいにおいがしていました。外国人観光客にも人気のようです。
のだ屋は個室もある刺身、寿司、天ぷらなどが食べられるリトルトーキョーではおなじみのお店。
居酒屋 おいしんぼうは肉じゃがなど家庭料理的なものが食べられます。
お好み焼 神楽。オタフクソースが気になります。
つい大好きな焼きそばを食べてしまいました。うん、安定の日本の味。290ペソ(約600円)
リトルトーキョーには反対側にも入り口があり、そこにも赤い鳥居があります。
こちらの通路の方が静かで情緒があります。
あと、この中庭にはなぜかたくさん猫がいます。猫好きには嬉しくなる場所でもありますね。
リトルトーキョー周辺
鳥居すぐ横の和食レストラン瀬里奈。存在感があります。
これはChino Roces Aveの前にある和食のお店。ちゃんこ鍋の相撲茶や 関取があります。
あと、リトルトーキョーにはカラオケがたくさんあります。フィリピンでも飲みは日本食のお店で食べた後カラオケへ、という東南アジア定番の流れでしょうか。
Chino Roces Aveを南下したAntonio Arnaiz Avenueの交差点付近にも焼き肉のお店三田屋が。本当にたくさん日本食店があります。
クリークサイド
リトルトーキョーの東側に通りクリークサイドです。通りの入り口はなかなか危険な感じに見えますが、実は日本食や日本人カラオケがあります。
特にこの雑居ビルには日本食のお店やカラオケが入居しています。
こちら2F。こじんまりとした居酒屋もありました。
渋い雰囲気のバーも。
東アジア人の客層が多い日本人街
以前は日本人街といえば日本人だけの街という印象でしたが、近年はASEAN進出で、東アジア諸国の人々が多く、客層も変わってきました。観光客でいえば圧倒的に中国人が多く、あちこちの日本人街で見かけます。ベトナムなどでは、韓国からの駐在員が多いため、日本人街にも韓国人の来客やハングル文字を掲げたお店を多く目にします。
マニラの日本人街は、なんとなく日比交流の歴史を肌で感じるような気がします。それはマニラで働いているフィリピン人たちが、日本人に対して慣れている雰囲気があるからでしょうか。
異国にいて日本語を見ると、なんとなくホッとしますし、ちゃんとした日本食が手軽に食べられますので、リトルトーキョーのような日本人街があるのは安心しますね。
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基本情報
住所:2277 Chino Roces Ave, Pasong Tamo Corner Amorsolo Street, Makati, Legazpi Village, Makati, Metro Manila
営業時間:11:00 – 22:00