
2025年8月29(金)〜31日(日)までの3日間、バンコク日本博2024が開催されました。毎年サイアムパラゴン5階のパラゴンホールでしたが、今年はクイーンシリキット国際展示場に会場を移し、広い会場いっぱい日本のブースで埋め尽くされました。「日本大好き!」をテーマに掲げるタイ最大級のジャパンイベント「バンコク日本博」では、旅行、飲食、自治体、出展プース、ステージでは日本からのゲストアーティストやタイのアーティストによるパフォーマンスなどが行われ盛り上がりました。多くの来場客が訪れた会場の模様をご紹介いたします。
バンコク日本博とは

バンコク日本博は、タイの人たちの生活の中に、「日本」をもっと身近に知ってもらう総合日本展示会です。ビジネスではタイ進出する日系企業に向けて、インバウンドPR、タイ拠点支援、人材紹介、マーケティング支援、企業冠奨学金制度、日タイ通訳手配などのビジネスサポートを行います。
出展対象品目
トラベル:旅行会社、自治体、テーマパーク、鉄道会社など。食:飲食店など
伝統工芸:物販、食材等、伝統工芸、地域特産品など
コンテンツ:アニメ、マンガ、映画、テレビ、ゲーム、音楽など
学校・日本留学:日本語学校、専門学校、大学、高校など
企業・就職:採用目的の在タイ日系企業・日本の会社、人材紹介会社
イベント概要
開催日時
2025年8月29(金)〜31日(日)
開催場所
クイーンシリキット国際展示場
主催
(株)ジェイエデュケーション
バンコク日本博2025実行委員会
イベント会場の様子

今年の会場はクイーンシリキット国際展示場でした。MRTクイーンシリキットナショナルコンベンションセンター駅から地下で直結しています。

広い会場にブースがびっしりならんでいます。昨年までのパラゴンホールだとやや窮屈だったので、余裕があります。

入口間近のブースで目立っていたのが、巨大な「くまモン」で存在感抜群の熊本県ブース。くまモンはステージにも登場するなど大人気でした。

金曜の昼でしたが、平日であるにもかかわらず、歩きづらくなるほどの人の入りでした。

日本の旅行関係のブロック。航空会社のブースもありました。

すっかり行きやすくなった日本への旅行。パッケージも様々なプランのツアーが売り出されています。

ジャパンイベントといえば、サブカルチャー。アニメやゲームのキャラクターのブースがならびます。

呪術廻戦のコスプレをしたおにいさんと記念撮影。

ステージでは非常に多くのアーティストのライブなどが行われました。

なんといってもお目当てなのは日本食のブースでしょう。イートインスペースは満席状態。

食べ歩きができて、お祭りの雰囲気もあるのがたのしいですね。

こちらも人気、日本のお酒のブース。2.5時間の飲み放題で1000バーツがあり、プレミアム酒も込の飲み放題は2500バーツでした。

これだけの銘柄がたのしめるとあって、お酒好きには注目のブースです。

豪快なマグロの刺身がテイクアウトできるブース。

学校関係のブロックでは、熱心にスタッフのお話に耳を傾ける学生たちの姿がありました。

ジョブのブロックもあり、日系企業への就職先を見つける機会もありました。

会場を出ると、日本に関する思いを付箋に書いて貼り付けることができるボードがありました。特に若い子たちがメッセージを残してくれたようです。
会場が広くなりさらに賑わうジャパンイベント
今年は国際見本市などが行われる巨大展示場のサイアムパラゴンで行われるクイーンシリキット国際展示場で開催され、広い会場を埋め尽くす日本のブースがならびました。広くなった会場でもあふれる来場客から、イベントの人気がうかがえます。イベントをたのしむだけでなく、円安の今、日本旅行や、留学など、より現実的に検討されるタイ人の方にとって有意義なイベントとなっています。