【タイ】ロイクラトン 2024!タイの灯籠流しが開催されたバンコクの4つの会場をリポート!

【タイ】ロイクラトン 2024!タイの灯籠流しが開催されたバンコクの4つの会場をリポート!

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タイの秋の風物詩である灯籠流し「ロイクラトン」が、11月15日にタイの各地で行われました。タイでは毎年、河川や海、公園などがお祭りの会場となります。バンコク在住の日本人が最も集まる会場であるプロンポンのベンジャシリ公園をはじめ、ルンピニ公園、チャオプラヤー川のウォーターフロントなど、各会場の様子をご紹介いたします。

ロイクラトンについて

毎年陰暦12月の満月の夜(現在の11月頃)に開催されるロイクラトンは、「ロイクラトーン」、「ローイクラトン」とも呼ばれ、農民に恩恵を与えてくれる水の精霊に、クラトン(灯籠)を流すことで感謝を捧げ、罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りです。日本の灯籠流しが死者の魂を弔うのとは異なり、タイでは精霊への感謝こめて灯籠を流します。

灯籠はバナナの葉で作られたものですが、現代ではバナナ皮をベースにした様々な装飾の灯籠が見られます。近年はほとんどの灯籠が天然素材を使っており、環境への配慮がなされています。

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ロイクラトン 2024 バンコクの主な開催地

ベンジャシリ公園

アイコンサイアム

ルンピニ公園

アジアティーク

ベンジャキティ公園

プラ・アーティット船着場

ター・マハラート

チャトチャック公園

ラマ8世橋公園

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ロイクラトン開催地の様子

多くの日本人が住むスクンビットのプロンポンや、ルンピニ公園、ウォーターフロントのアイコンサイアムの、3つの会場の模様をお伝えいたします。

ベンジャシリ公園

ベンジャシリ公園は、BTSプロンポン駅を降りてすぐ入口があり、交通のアクセスが良いため、毎年たいへん混雑します。ベンジャシリ公園のピークは19時過ぎたあたりです。

暗くなりかけた頃ですが、もうすでにこの人出。

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湖面にはたくさんの灯籠が浮かびます。

地元タイ人の方も多いですが、日本人の居住者が多いエリアなので、日本人の家族連れも多く見かけます。

ビルと灯籠のコントラストが幻想的です。

ベンジャシリ公園 マップ

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ルンピニ公園

ルンピニ公園は、日系企業のオフィスが多いシーロムのビジネス街に近い大きな公園です。MRTシーロム駅の1番出口からすぐにルンピニ公園会場に着きます。今年のロイクラトンは朧月夜の満月でした。

ルンピニ公園はとても広い公園で、人工湖が数か所ありますが、ロイクラトンの会場は一箇所です。

灯籠に火を灯し、祈りを捧げます。

静かに湖面に灯籠を浮かべます。

ルンピニ公園 マップ

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アイコンサイアム

チャオプラヤー川のウォーターフロントにある巨大ショッピングモールのアイコンサイアムは、ロイクラトンの会場の他、カウントダウンなど様々なイベント会場となります。シャトルボート乗り場はこの人の多さ。

チャオプラヤー川をゆっくり移動していきます。

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きれいなイルミネーションの会場は、歩けないほどの人の多さです。

ステージでは、ロイクラトンイベントが開催されていました。

チャオプラヤー川横にウォータースライダーが設置されており、灯籠を浮かべると川へ滑り台のように流れていきます。

アイコンサイアム館内には、きれいな創作灯籠が展示されていました。

アイコンサイアム マップ

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各会場特色があるロイクラトン

バンコク中心部の行きやすい会場は、プロンポンのベンジャシリ公園です。プロンポンには日本人も多く住んでいるだけあって、あちこちで日本語が聞こえ、日本のお祭りかと思うほどです。一方、ルンピニ公園の来園者は国際色豊かな印象です。ルンピニ公園自体が広いため、混雑もそれほど気にならず、ゆっくりロイクラトンを見たい方におすすめです。また、花火やイベントショーなどの派手な演出が好みならアイコンサイアムなどのウォーターフロントがたのしめるでしょう。

ロイクラトンで最も有名なのはチェンマイのコムローイ、ロイクラトン発祥の地といわれるスコータイ歴史公園のロイクラトン祭りなどがあります。この時期タイに来られることがあれば、是非ロイクラトンを体験してみてほしいです。

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