【タイ】ソンクラン2021初日レポート!カオサンロードやシーロム通りなどコロナ渦中のソンクラン水掛けエリアを散策

【タイ】ソンクラン2021初日レポート!カオサンロードやシーロム通りなどコロナ渦中のソンクラン水掛けエリアを散策

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水掛け祭りで知られる世界的に有名なタイ最大のお祭りソンクラン。残念ながら今年も昨年に引き続き新型コロナウィルスの感染拡大防止対策によって、水掛け祭りは禁止となりました。

現在第三波が猛威を奮っているバンコクのソンクラン初日に、平常なら毎年多くの人々で盛り上がっている水掛け祭りの開催地を歩いてみました。

ソンクランとは

ソンクランはタイの旧正月です。毎年旧暦の4月中旬に新年を祝います。以前は日程がまばらでしたが、現在では4月13、14、15日が祝日として固定されています。

ただ、ソンクラン当日の前後を休みにして大型連休にするタイ企業も少なくありません。

また、ソンクランはお正月を家族とともに過ごすため、バンコクなどの都会に住む地方出身者たちの多くが田舎に帰省します。

日本や海外ではソンクランというより水掛け祭りの名称で知られていることでしょう。

元々お正月の家族の行事として仏像にお清めの水を掛けていたものが、だんだん単なる水の掛け合いに発展したのが水掛け祭りで、タイ全土で水掛け祭りのイベントや大型コンサートなどが行われます。

南国の暑い季節に無礼講で水を掛け合うソンクランは、今や世界中から参加者が集まるタイ観光最大の目玉となっています。

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水掛け祭り禁止のソンクラン2021

新型コロナウィルスによるロックダウンによって、昨年のソンクランは禁止となっていました。今年は、昨年末にタイ西部のサムットサーコーン県の魚介市場で発生した新型コロナウィルスのクラスタがコロナ第二波となって、今年の1月、2月は厳しい規制措置が実施されましたが、3月に入り、規制緩和が徐々に行われ、条件付きで水掛けが可能ではないかとの噂がネット上に散見されましたが、やはり人が集まってしまうことでクラスタが発生するリスクを避けるため、結局今年も水掛け祭りは禁止となりました。しかも、水掛けを開催した場合は罰金や禁固刑などが課せられる厳しい取り決めがあります。

いずれにしてもバンコクでは現在、4月初旬に日本人街のトンローで発生したクラスターによるコロナ第三波に見舞われており、お祭り開催どころではない状況です。

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バンコクの有名な水掛け祭り開催地4月13日の様子

カオサンロード

                                       

バンコクで最も人が集まる水掛け祭りの会場といえばカオサンロードでしょう。バックパッカーストリートとして有名なこの通りは、世界中からやってきたお祭りの参加者で溢れかえります。

しかし、13日のソンクラン初日はカラフルな装飾はあれど、肝心の人はほとんどいない状態。

シャッターも閉まっておりとても静かです。

カオサン名物のウィッグの露天も寂しげ。

洋服の露天は道ががらんとしてるのでとても目立ちます。

取材の人も果物屋台などを撮影するしかないといった感じでしょうか。

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カオサンロードの周辺にはお寺があります。

お寺の中ではひっそりとお参りする人の姿が。

コロナでなければ欧米人などで賑わうこの通りも人がいません。

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シーロム通り

都心部で人気の水掛けスポットとなるのがシーロム通り。でも時々車が通る程度で静まり返っています。オフィス街のシーロムですが、ソンクランの休日なのでビジネスマンもいません。

タニヤ通りにマーケットの告知が出ていましたが、イラストにあるような露天は見当たらず。ビルの中だけで何かやっていたのでしょうか。

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アソーク

ビジネスの中心地であると同時に商業の中心地であるアソーク。BTSアソーク駅のホームに人影なし。

渋滞するアソーク通りも車がまばら。

Terminal 21のスカイウォークにあるお飾りをちらほら撮影する人を見かける程度でした。

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バンコクの有名モールでは

サイアムパラゴン

第三波がなければ開放されていたであろうこのセット。入れなくなっており外から眺めるのみ。

セントラルワールド

セントラルワールド前もソンクランのセットがありましたが、やはり閉鎖状態です。

隣にある祠にお参りする人がまばらにいました。

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アイコンサイアム

一番活気があったのがアイコンサイアムでした。モール前では凧揚げが行われ、日本語も聞こえていたので、日本人家族も遊びに来ていたようです。

大きなくじらのバルーンが空を泳ぎます。開放的で爽快な眺め。

館内には祭壇が設けられ来場客はお参りしていました。

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ロックダウン中のようなソンクラン初日

水掛け祭りの主要スポットをソンクラン初日にまわってみましたが、予想通り人がほとんどいないロックダウン中のような静かなソンクランのスタートとなりました。

代わりにモールは祝日で人は多くいましたが、第三波が猛威を奮っている現在、ソンクラン期間中にしてはかなり少なめだったと感じます。

コロナによって2年連続で水掛け祭りが禁止となったタイ。来年は通常のソンクランを迎えられるよう切に願うところです。

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