【ベトナム】ホーチミンのシンプルモダンなバッチャン焼きとファニチャー・テキスタイルのお店「オーセンティック（Authentique）」

ベトナムの焼き物の中で最も有名な焼き物といえばバッチャン焼き。美しい絵付けが施された器は食卓を華やかに演出してくれます。伝統的な模様を特徴とするバッチャン焼きですが、ホーチミンに現代風のシンプルでモダンなバッチャン焼きやファニチャー・テキスタイルを扱ったお店「オーセンティック（Authentique）」があります。洗練されたデザインの食器や家具、テキスタイルはひとつひとつ手作りで観光客にたいへん人気です。広々とした店内で落ち着いてショッピングが楽しめるオーセンティックについてご紹介いたします。

「オーセンティック」について

1995年の設立以来、オーセンティックは、カムキムの木工、カムハの陶器、カムジアンのテキスタイルの3つの工房を生産哲学の本拠地としてトゥドゥック区に構えています。

オーセンティックの理念

北欧の現代デザインと東洋の禅の繊細さを融合させたオーセンティックのイーストスカイ-ウエストウィンドの美学は、伝統的なベトナム工芸の美しさに新しい命を吹き込んでいます。ベトナムの激動の過去を生き延びた、国内で最も美しい工芸の、厳、情熱、および勤勉さを維持するために、近代都市となって自然から遠く離れてしまったサイゴンに反映するよう努めています。

オーセンティックへのアクセス

オーセンティックはホーチミンの1区のレタントン通りに立地しています。高島屋や、ベンタイン市場から近いので、短い日程の旅行でも簡単に行くことができます。

マップ

シンプルで洗練されたレイアウトの店内

オーセンティックの店内は各フロアによってカテゴリーがわかれており、たいへん見やすくレイアウトされており、お部屋の中をシミュレートするようにセットされたディスプレイは商品の魅力を最大限に引き出しています。眺めているだけでも楽しくなるオーセンティックの店内をご紹介いたします。

GF　テーブルウェア

バッチャン焼きの食器は1Fのフロアになります。

その他の工芸品も一緒にディスプレイされているので食器との相性もわかりやすいですね。

数も多くて選び甲斐がありますよ。

1F　ファニチャー・テキスタイル

1F（実質は2階）はファニチャー・テキスタイルのフロアです。

和のイメージを連想させるディスプレイ。

寝室空間のディスプレイ。

M1F　テーブルウェア

中2階にはダイニングに関するテーブルウェアが集められています。

キッチンを再現したディスプレイを参考に商品が選べるようになっています。

2F　ファッション・小物

2F（実質は3階）はファッション・小物のフロアになっています。年齢問わず愛用できそうな品の良いデザインのアイテムがたくさん。

ベトナムの伝統美と日本の禅が融合した商品

なんといっても手にしてほしいのがバッチャン焼き。茶碗やカップ、皿どれも日本人好みのシンプルなデザインで、おみやげにもおすすめの商品をご紹介いたします。

テーブルウェア

伝統柄の描かれた湯呑。とんぼは定番ですね。198,000ドン（約920円）

かたちのやや違うタイプで160,000ドン（約750円）

このへんはお手頃で65,000ドン（約300円）

かたちの良いお茶碗は115,000ドン（約540円）

やはり持っておきたいのは小皿。120,000ドン（約560円）

モダンなかたちの小鉢。165,000ドン（約770円）

 箸置きは種類が豊富でお土産にも買いやすいですね。30,000ドン〜40,000ドン（約140円〜190円）

ファニチャー・テキスタイル

伝統的でありながら現代的な空間にマッチするウッドのファニチャーとテキスタイル。

チェストも日本のレトロ調という感じでおしゃれですね。

掛け軸スタイルの布のタペストリーなども洗練されています。サイズ120ｘ40cmでお値段は1,950,000ドン（約9,000円）

ファッション・小物

ファッションアイテムもナチュラルなテイストで品の良いラインナップがならんでいます。こちらの花の刺繍のトートバッグは650,000ドン（約3,000円）。

ながく使えそうなしっかりした財布。1,650,000ドン（約7,700円）

アースカラーのシンプルなワンピース。1,650,000ドン（約7,700円）

ちょっと女の子っぽい感じのワンピースで1,570,000ドン（約7,350円）

フィッティンルームも雰囲気いいですね。

その他レザーバッグも種類が豊富です。

いろんな空間にマッチする手作りのテーブルウェア

バッチャン焼きといばあの赤い色の絵付けを思い出しますが、オーセンティックの器はシンプルな染付です。かつて日本人が桃山時代の朱印船貿易をきっかけに出会ったベトナムの焼き物で、特に好まれたのが藍色の染付だったそうです。日本人らしさがでていますね。

このようにオーセンティックは静かな空間を演出するシンプルなデザインで作られているので、現代的なお部屋など様々な空間にマッチしそうです。場所もベンタイン市場からもドンコイエリアからも歩いて来ることができますので、是非ホーチミンに来た際は訪れてほしいお店です。

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