ヤンゴンの有名な仏教寺院チャウタッジーパゴダでは、全長約66メートルの巨大な寝釈迦仏を見ることができます。
シュエダゴンパゴダから近いので、あわせて行くのがおすすめ。日本では中々見ることがない巨大仏像や寺院についてご紹介いたします。
チャウタッジーパゴダについて
チャウタッジーパゴダはミャンマーでも特に知られた仏教寺院で、全長約66メートル、高さ17.7メートルの巨大な寝釈迦仏が安置されています。
1899年に裕福な仏教徒のサポートによって建設され、1907年に完成しました。
仏像について
1950年代に、古い仏像は取り壊され、U Thaungというダウェイの名工が監督となり、仏像の置き換え作業が開始されました。目はガラスでできており、仏像は1973年に奉献されました。
チャウタッジーパゴダへの行き方
ダウンタウンなどの中心街からは渋滞がなければ20分以内です。行き方はGrabが良いでしょう。シュエダゴンパゴダから近く、車で5〜10分くらいの場所なので、あわせて行くのがおすすめです。
マップ
チャウタッジーパゴダとあわせて行きたいヤンゴンの人気スポット「シュエダゴンパゴダ」の詳しい記事はこちらをご覧ください。
チャウタッジーパゴダの寝釈迦仏と境内の様子
拝観の注意点
チャウタッジーパゴダに到着です。拝観料は無料なのでそのまま入りましょう。
拝観するにあたって注意点があります。まず、履物を入り口にある預かり所に預けます。寺院の中は拭き掃除が行き渡っているわけではないので、足の汚れが気になる方は予めウエットティッシュなど持参した方が良いでしょう。
服装については、シュエダゴンパゴダと同様に、肩が見えるような露出の高い服装や、ミニスカートや短パンなどはNGです。
お供えものが売っています。地元の人たちはここで花を買って献花していました。
寝ているわけではないチャウタッジーパゴダの寝釈迦仏
寺院に入るといきなり目の前に飛び込んでくる巨大な寝釈迦仏。お祈りしている人たちと比較すると、いかに大きいかがわかるのではないでしょうか。
この寝釈迦仏ですが、ミャンマー人は寝ているわけではなく、休んでいると理解しているそうです。頭を腕で支えているのは起きているということなのですね。
目はガラスでできており、透明感があります。メイクをしたような仏像の顔は日本では見かけることがないですね。
足の方にまわってみましょう。足の裏に絵が書かれています。よく見えるように台が設置してあるので、そこに登るとよく見えます。
足の裏には自然や動物、建物など108個の絵が描かれており、涅槃の世界を表した仏教宇宙観図だといわれているそうです。
足の裏が仏教宇宙に繋がる壮大な仏像であると知ると、日本人からすると仏像らしからぬ顔をしたこの寝釈迦仏も見え方が変わってきて、より神々しく感じられます。
寝釈迦仏のまわりの寺院内の様子
大きな太鼓が設置されています。かたちに特徴がありますね。
2体の小さな寝釈迦仏があります。これは仏像再建にあたって候補があったらしいのですが、これがその候補模型かと思われます。
他の寺院でも見かける釈迦の物語を描いた絵。
日本の仏像とは大きく違うお顔
日本の仏像をイメージして行くと驚くほど絵画っぽいお顔の仏像に出会います。なんとなく身近に感じられるようで、逆にとても異次元な存在であるようにも感じられます。ただ、足の裏の仏教宇宙観図を見たとき、スケールの大きさを感じました。
シュエダゴンパゴダから近いので、是非あわせてこの寝釈迦仏も見に行ってほしいです。
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基本情報
Chaukhtatgyi Buddha Temple
所在地:Shwe Gon Taing Road, Tamwe Township, Yangon
営業日:無休
拝観時間:6:00 – 20;00(違う情報も散見。要確認)
拝観料:無料