バンコクのチットロムエリアのラチャダムリ交差点あたりにタイ舞踊を踊っている場所があります。旅行で来られた方は民族舞踊の観光スポットかと思われるかもしれませんが、ここはれっきとしたヒンドゥー教の「エラワン廟」とよばれている祠で、バンコクでも最強といわれているパワースポットなんです。しかも特定の願い事ではなく、すべての願い事を叶えてくれるという強力な神様が祀られています。ではこのエラワン廟についてロケーションやお参りの方法、特徴などについてご紹介いたします。
エラワン廟がなぜ有名になったか
なぜエラワン廟はバンコクでもナンバーワンのパワースポットと呼ばれるようになったのでしょう。
それは1950年代に工事が進められていたグランドハイアット・エラワン・ホテルで事故が多発し建設が遅れていました。タイの労働者たちは何か霊障のようなものが原因ではないかと恐れてしまっていたため、ヒンドゥー教の神ブラフマーを祀ることにしました。それがエラワン廟です。エラワン廟が建てられると事故は起きなくなりホテルは無事完成。それ以来参拝客が増え、多くの人々が願い事をするようになりましたが、これがよく叶うのだそうです。こうしてエラワン廟はパワースポットとして有名になっていきました。
エラワン廟へのアクセス
エラワン廟はBTSチットロム駅からスカイウォークでセントラルワールド方向へ歩き、アマリンプラザが左手に見えたらスカイウォークを降り少し進むとラチャダムリ交差点の角にあります。
マップ
エラワン廟でお参り
廟内の様子
エラワン廟に着いたら入り口でもお供えの花や、タンブンのための鳥を売っている人がいます。
中はいつも多くの参拝客でごった返しています。人気が伺えますね。
参拝客は正面の入り口から入って右奥のお店で花を買っていきます。
エラワン廟のお参りの仕方
線香、ろうそく、花輪を購入。
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ブラフマーに3回お辞儀。
↓
火をつけた線香を2,3本立て、ろうそくに火をつけて線香のそばに立てる。
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花輪を献花。
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ブラフマーは4つの顔を持っています。そのため上記のお参りを正面から左回りに4回お祈りしていきます。
願い事は具体的に
願い事はなるべく具体的にすると良いのだそうです。よく宝くじが当たったなどの話がありますが、極端にいうといつ何時に買った宝くじが当たりますように、みたいな感じでしょうか。
エラワン廟のタイ舞踊
エラワン廟で最も目を引くのがタイ舞踊。このダンサーたちは観光向けに踊っているわけではありません^_^ ブラフマーに捧げる踊りなのです。
エラワン廟では願い事の成就をより強く望むときと、願い事が成就したときにタイ舞踊を捧げます。
タイ舞踊はダンサーに人数によってそれぞれ料金が異なります。受付の横に料金表があります。
8人710バーツ（約2500円）
6人610バーツ（約2200円）
4人360バーツ（約1300円）
2人260バーツ（約930円）
こちらが受付。しょっちゅう踊っているところを見る通り、タイ舞踊の希望者が多いので順番待ちがあるかと思います。
駅から好アクセスのパワースポット
ショッピングのときに簡単に行けるロケーションのエラワン廟。その御利益がどんなものか興味のある方は是非一度願掛けしてみてはいかがでしょうか。旅行者の方はもし願い事が叶ったらもちろん再度訪タイしてお礼参りしましょう！
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基本情報
Erawan Shrine
住所：Ratchadamri Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
拝観時間：6:00 – 23:00（開始時間は7:00、8:00や、終了時間は10:30などの情報があるので要注意）
拝観料：無料
