【タイ】製造業メーカーがバンコクに集結！機械部品の大型イベント！「Manufacturing Expo 2019」レポート

2019年6月19日〜22日の期間、バンコクのコンベンションセンターBITECにて製造業のイベント「Manufacturing Expo 2019」が開催されました。同時開催８イベントを８つの区画を全て使った巨大イベントで、タイ現地法人や海外の製造業メーカーのブースがならび、受発注先のリサーチやマッチングを目的とした多くの業界関係者が訪れました。

Manufacturing Expo 2019について

常に進化している新しい技術。より効率的な製造工程を達成するためには、常に新しい調整が必要になります。Manufacturing Expo 2019ではASEAN圏内の製造およびサポート業界における95,000人以上の産業者、46カ国2,400のブランドのプラスチック製造技術、金型、自動車部品製造機械、オートメーション化および組立技術、コーティングソリューション、これらを代表する技術プロバイダーが一同に介す大規模な見本市で、ビジネスを前進させるための市場動向と新しいアイデア、そして革新を発見するために開催されました。

参加企業カテゴリー

各会場の様子

日系企業ブース

デンソーのブースでは、Roboticsシリーズを展示。

産業用人協働ロボットCOBOTTAは、「どこでも、いますぐ、かんたんに。みんなと一緒に働くロボット。」ということで、小型で持ち運びしやすい洗練されたデザインのロボットが目を引きました。

ロボットがコーヒーをいれてくれるユニークなRobots Cafe。私も一杯美味しいコーヒーをいただきましたよ。

Kawasaki Roboticsのブースでは、あの名車Ninjaの部品製造を作業するロボットのデモンストレーションが行われていました。

Mitsubishi Electricは複数箇所にブースを展開。

MUNETAKA THAI CO.,LTD.では、浴室リモコンなどの製造に使われる熱可塑性プラスティックの内面に入れた発熱体ジュール熱を発生させて溶着する、フラットフュージョンシステムが展示されました。接着面が摩擦などの方式よりきれいな仕上がりになります。

CHIYODA INTEGRE (THAILAND) CO., LTD.では金属調加飾の技術によるスマートフォンの装飾などが展示されました。

オムロンのブース。

トステムのブースは部品がとても繊細できれいに見えるディスプレイでした。

海外の企業のブース

今回TAIWANの文字が目立つ台湾の企業のブースが多く集まったエリアがありました。部品製造で多くの台湾の企業がタイに進出していることがわかります。

イギリスのAVEVAのブース。エンジニアリング、建設、オペレーションの最適化などのソフトウェアを紹介。

韓国の企業WOOJIN PLAIMMのツープレートン直圧式射出成形機。広い会場でも大きく感じるかなり巨大なシステムでした。

大規模なマニュファクチュア見本市

8ホール分の広さを開放した今回のイベントは見応えがあり、興味深い分野の製造部品についてお話が聞けました。もっと時間をかけて見学したかったですね。自動車部品がメインかと思っていましたが、かなりいろんな産業に向けた技術や製品が集まっていました。タイに進出している製造業では中国の企業も多いですが、やはりこうしたイベントで目立つのは日系企業でブランド力があると感じました。更なる活躍を期待します。

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イベントインフォメーション

イベント名：Manufacturing Expo 2019

共同開催：

InterPlas Thailand

InterMold Thailand

Automotive Manufacturing

Surface & Coatings

Assembly & Automation Technology

RobotXME

NEPCON Thailand

Mfair

会場：BITEC, Bangkok, Thailand

ホールナンバー：98〜105

主催：Reed Tradex

日程：2019年6月19日〜22日

イベント会場情報

バイテックBITEC（Bangkok International Trade and Exhibition Centre）

バンコク最大規模の収容を可能とするコンベンションセンターでBTSバンナー駅からスカイウォークで直結。

総フロア面積50,400㎡

駐車場は総計4,700台収容可能

マップ