シラチャはチョンブリー県にある港町で、日系企業の多い工業団地のベッドタウンとして、多くの日本人が住む町です。そんなシラチャには真楽茶神社(シラチャ神社)という日本の神社があり、タイでお参りができる在住日本人のよりどころとして親しまれています。タイ屈指のシラチャ日本人街から近い真楽茶神社についてご紹介いたします。
真楽茶神社について
真楽茶神社は、シラチャ地区の鎮守の宮として、また異国であるタイに住む日本人の心のよりどころとして、日本人会の支援により、2022年に落成しました。主祭神「天照大御神」、配神「宇迦之御魂神」を奉っており、建物資材はすべて日本からの輸入とのことで、拝殿内装には日本の茨城県産のヒノキが使用されています。
毎年シラチャで行われるシラチャ日本祭りでは、真楽茶神社からお神輿をかついで街を練り歩く行事などがあります。
真楽茶神社の場所
シラチャ中心部にあるロビンソンデパートや日本人街から車で5分ほどの場所で、歩いて行くこともできます。スクンビット通りから少し入ったSurasak sanguan通り沿いにあります。
マップ
真楽茶神社の様子
Surasak sanguan通りをすすむと道沿いに真楽茶神社があります。
神社の横にはくくり魚がたくさん結ばれています。
入口の鳥居。異国の地で日本の神社があるのはなんとも不思議な感じがします。
横の手水舎。上には絵付きの解説があり、手水の仕方がわかります。
引き戸には参拝の仕方が解説されています。
神社の方が戸を開けてくれました。神社の中に入ると拝殿があります。
正面に神鏡、脇にはお神酒や御祈祷を始める前に鳴らす太鼓があります。
賽銭箱がありますので、解説の絵にならって参拝してみましょう。
お守りなどが販売されています。
おみくじも引くことができます。
タイの地方都市にある日本
シラチャの日本人街は、タイといわず、東南アジアでも屈指の規模です。そんな日本人街のある町にある日本の神社は、いかにこの町に日本人が溶け込んでいるかが伺えます。小さな神社ではありますが、異国の地での日本の神社参拝は、なんともいえない穏やかな気分にさせてくれます。