2019年9月18日〜20日の期間、プノンペンの新興開発地域ダイヤモンドアイランドにあるダイヤモンドアイランド・コンベンション・アンド・エキシビションセンターにて、建築と建設に関する大型の見本市「CAMBUILD EXPO 2019」が開催され、アジア及びイタリアなどからも多くの参加企業が出展ブースを構え、急速に発展するカンボジアの建築・建設分野のニーズにアピールしました。こちらはその模様をお伝えいたします。
CAMBUILD EXPO 2019概要
イベントについて
今回で9回目となるCAMBUILD 2019は、建築および建設分野における急速な拡大にあわせ、革新的な技術、機器、備品に対するカンボジアでの高まる需要に応えるため開催されました。中国、インド、シンガポール、イタリア、マレーシア、台湾、タイ、韓国からのパビリオンによる300以上の企業が集まった同イベントは、カンボジアでの事業拡大を目指す出展者に国際的な舞台を提供する見本市となっています。
オーガナイザー
AMB Tarsus Events Group
東南アジア周辺において、インフラストラクチャ、F&B、自動車のアフターマーケット、家畜、農業などを含むさまざまな分野をカバーしています。
訪問者数実績
8,209人
出展数
350
会場面積
10,000平方メートル
CAMBUILD EXPO 2019会場の様子
日系ブランド
充電式の工具で建築系から園芸など幅広く機械販売を行う株式会社マキタのブースが入り口正面にありました。
製品は主にドリルが紹介されており、種類も多く展示されていたので、来場客も手に取ってサイズ感などを確認することができました。
ダイキンの空調システムを紹介するブース。カンボジアではGA AIRCONによってカンボジア市場に製品が導入されています。
東芝のブースです。照明をメインにした製品紹介で、カタログを手にとって熱心に製品を確認する来場客の姿がありました。
パナソニックのブースではベトナムでも展開されているMINERVAの製品紹介がされていました。美しいタッチ部分が印象的ですね。電源コンセントもいろんなバリエーションで展開されています。
パナソニックは空調システムでもブースを出展していました。
その他のブース
参加国でテントがあり、シンガポールが目立つ場所にテントを構えていました。タイの見本市ではあまりシンガポールの企業やブランドはそれほど見かけない印象ですが、今回のイベントでは目立っていました。
台湾のテント。台湾はあらゆるカテゴリーの見本市でも見かけます。東南アジアへの進出が活発な印象ですね。
建築ブロックでかなり具体的な説明がされているブース。
タイの見本市と比較して
タイのバイテックあたりで開催されるイベントと比較するとやはり規模的にホールが小さく、機器の持ち込みも大きなものはありませんでしたが、参加国が割と均等にテントごとブースを出展していたので、わかりやすかったですね。またショーアップという点ではイベントコンパニオンがたくさんのタイと比べ、各企業のスタッフのみによる大人しいブース展開となっていました。
ビジネスの最前線で勝ち残るための必要な情報が凝縮 日経ビジネスイベントインフォメーション
イベント名:CAMBUILD EXPO 2019
会場:Diamond Island Convention and Exhibition Center
主催:AMB Tarsus Events Group
日程:2019年9月18日〜20日
会場情報
Diamond Island Convention and Exhibition Center
S/k Tunle Bassac, Khan Chamkarmorn, Diamond Island City, Phnom Penh, Cambodia