【タイ】鉄道で行くメークロン市場!列車が来たらテントをたたむ珍名所!

【タイ】鉄道で行くメークロン市場!列車が来たらテントをたたむ珍名所!

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なぜか線路の上にある市場は、列車が通るたびにテントをたたむ別名「折りたたみ市場」ともいわれるメークロン市場。あまりにユニークなその光景を見ようと連日多くの観光客が訪れます。メークロン市場まではバンコクから車でおよそ1時間半ですが、ローカルな風景を見ながら車窓からの眺めが楽しめる鉄道がおすすめです。

メークロン市場まで鉄道〜戻りは乗合バス(ロットゥー)のプラン

行き帰り共に鉄道でも行けますが、駅や市場をゆっくり見るため、そして乗り換えや待ち時間を考えると、鉄道は行きだけにして、帰りは乗合バスを利用してバンコクまでノンストップで戻ってくるプランをご案内します。

メークロン市場の列車通過時刻

メークロン市場最大の見所である列車の通過を見るために、メークロン線の発着時刻を把握しておきましょう。メークロン駅の一日の発着は8本です。市場が賑わうのは早朝から16時くらいまでなので、時間は早めのプランの方が良いですね。2018年に公開されている時刻は以下のようになっています。

メークロン駅の発着時刻

メークロン駅着メークロン駅発
8:306:20
11:109:00
14:3011:30
17:4015:30

11:10にメークロン駅に着いて11:30の発車した列車が市場を通過するところを見物するプランで行ってみたいと思います。

バンコクからのルート

鉄道で行くメークロン市場のルートは

バンコク中心地

   ↓

ウォンウィアン・ヤイ駅

   ↓

マハーチャイ駅

   ↓

  渡し船

   ↓

バーンレーム駅

   ↓

 メークロン駅

いかがでしょう。結構ステップ多いですね。マハーチャイ駅からはマハーチャイの町中を歩いて川を渡りバーンレーム駅まで行きます。このためメークロンに行き着くまでいろんなローカル風景を見ることができますよ。

では出発いたしましょう。

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ウォンウィアン・ヤイ駅〜マハーチャイ駅

まずBTSに乗ってトンブリー地区にあるBTSウォンウィアン・ヤイ駅まで行きます。BTSの駅からタイ国鉄の同じくウォンウィアン・ヤイ駅まで移動。徒歩10分くらいでしょうか。もちろんバンコク中心地からタクシーで国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅まででもOKです。

わかりにくい駅の入り口を入ります。

左手の窓口で切符を買います。運賃は10バーツととても安いです。

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ウォンウィアン・ヤイ駅〜マハーチャイ駅間の列車の時刻表

ウォンウィアン・ヤイ駅マハーチャイ駅    
5:30発6:23着
6:25発7:27着
7:00発7:58着
7:40発8:39着
8:35発9:28着
9:40発10:36着
10:40発11:39着
12:15発13:10着

7:40もしくは8:35が良さそうです。

鉄道の移動では日本のように正確に運行すると思ってはいけません。遅延あたりまえの国鉄なので余裕を持って移動しましょう。

列車に乗り込みましょう!

社内は飾り気のないとこが味わいあります。

この路線に限らずですが、くれぐれも窓から手や顔を出さないように!結構樹木の葉などスレスレで通ります。

マハーチャイ駅に着きました。市場の中に駅があるような駅です。その市場をちょっと覗いてみましょう。

なかなか豪快に肉が並んでいたりします。

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マハーチャイ駅〜バーンレーム駅

マハーチャイ駅からは乗り換えのためバーンレーム駅を目指します。

駅を出たらマハーチャイの町を抜けて渡し船に乗りターチン川を渡ります。

マハーチャイは漁港の町のような雰囲気がありますね。

10分もかからず渡船場に着きます。ここで船賃3バーツ。

みんなバイクごと乗っていきます。

ターチン川の風景も楽しみつつ、すぐに岸に着きます。

バイクも普通に運転して降りてきます。

渡船場を出ます。商店もちらほらあるようです。

表に出ると通りに標識が出ています。右ですね。モータサイもありますが、歩いても近いですよ。

しばしのどかな道をまったり歩きます。

バーンレーム駅に到着です。

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バーンレーム駅〜メークロン駅

バーンレーム駅〜メークロン駅間時刻表

バーレーン 発メークロン 着
7:308:30
10:1011:10
13:3014:30
16:4017:40

いよいよメークロン駅行きに乗り込みます。今回のプランですと10:10発ですね。運賃はこの区間も10バーツです。

先ほどと同じような車内。

しばらくすると車窓からは塩田が見えます。メークロンは塩の産地なんですね。

汽笛が鳴り始めました。気がつけばすごい観光客の数!

メークロン駅に着きました。駅構内もとても人が多いですね。

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メークロン市場の歴史

この世にも不思議なメークロン市場はどのようにして出来たのでしょう。理由としては、貧困があげられます。

最初は民営だったメークロン線ですが、第二次世界大戦後の1946年にタイ国鉄として国有化されました。そして1980年代に入ると、貧困層の人たちが線路沿いに勝手に家を建てるようになります。しかし国としては強制的に立ち退きさせることはできず、最初は数軒だった家もどんどん数が増えていきました。

線路沿いというのは発展途上国では、国有である線路沿いに普通の土地には家を建てることができない貧困層の人たちが、勝手に家を建てる傾向があるそうです。そのためスラム化しやすく、同じようなことからフィリピンやインドネシア、インドでも線路沿いにスラムが存在しています。

しかしメークロン市場はスラム化することはありませんでした。線路沿いでも列車のゆっくりとした通過で危険は少なく、大人気の観光スポットとなり今やタイの観光資源となっている世界的にも珍しい存在です。

メークロン市場を散策

野菜や果物、鮮魚、そして洋服や靴など様々なお店が出ています。

新鮮なナマズも(^^)

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メークロン駅発の列車通過!一斉に折りたたみ市場と化す

見どころの「折りたたみ市場」です。バーンレーム駅行きの列車が通過するアナウンスが聞こえると急に慌ただしく手際よく準備が始まります。

線路の上がすっきりすると、来ました!向こうに列車の姿が見えます。市場のおばちゃんが危ないから下がれと声をかけてきます^^;

スピードはとてもゆっくりです。

ものすごくスレスレで通過していきます!

通過するとまた一斉にテントを戻し始めます。

何事もなかったかのように元通りです!

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バンコクに乗合バス(ロットゥー)で帰る

メークロン市場を楽しんだらバンコクへ戻ります。行きはちょっとした冒険のようにやってきたメークロン市場ですが、帰りは快適にロットゥーでダイレクトにバンコクへ。終点はBTSエカマイ、モーチット、アソーク、オンヌット、ベーリンを選べます。運賃は90バーツです。

マップ

メークロン市場への小旅行の感想

珍名所として名高いメークロン市場。バスで往復も時間がかからずいいですが、ローカルな町を散策しながら列車を乗り継いで行く小旅行はとても満足感があると思います。メークロン市場からは人気の観光地アムパワーも車ですぐなので、あわせて行ってみるのもいいですね。

 >>自力で行くのはちょっと無理そうだけど、こんな面白い市場は是非見てみたい!そんな方には信頼のJTBオプショナルツアーがおすすめです。メークロン市場の列車通過を見た後は有名なアムパワー水上マーケットで縁日なども楽しめますよ!

JTBのメークロン市場とアムパワー水上マーケット
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