【タイ】コンドミニアムから一戸建てまで〜不動産販売の見本市！「Home Buyers Expo 2019」レポート

2019年8月16日〜18日まで、タイの不動産バイヤーによるイベント「Home Buyers Expo 2019」がバンコクで開催されました。BTSやMRTなどの既存駅があるエリアから将来的な路線の延伸を視野に入れた不動産購入を大々的にアピールする大型見本市です。

Home Buyers Expo 2019 主な参加企業

Home Buyers Expo 2019各物件種別について

コンドミニアム

不動産投資目的、また新居の購入として幅広いニーズがあるのはやはりコンドミニアム。2018年にBTSスクンビット線の延伸によりサムットプラカーン県まで拡大したバンコク都心部への通勤圏や、今後のMRTブルーラインとパープルラインの延伸計画によって各交通の駅周辺の物件が中心に売り出されています。

日本人入居者向けの賃貸

不動産投資目的の購入において、日本人の入居者を意識したオーナーも多いバンコクですが、日本人の居住するエリアはBTSスクンビット線沿線が中心となります。その点で該当するのは日系工場地帯があり都心部への通勤もそれほど時間のかからないBTSバンナー駅〜サムローン駅周辺の物件で、スタートプライス140万バーツ（約480万円）〜290万バーツ（約1千万円）で出ています。今後もBTSスクンビット線の延伸区域の不動産開発が進み、それに伴って日本人の居住もバンコクから東南の方角へ広がっていくことでしょう。

BTSサムローン駅直結のThe Metropolitan Samrong Interchangeはスタートプライス280万バーツ（約960万円）でした。

賃貸でも日本人向けに紹介されることが多いThe Skyの物件。

一戸建て

一戸建てではバンコク郊外ということになりますが、ここでも都心部へのアクセスの良いバンナーの他、ドンムアン空港方面のMRTパープルラインエリア、そして土地にまだまだ余裕のあるスワンナプーム空港近郊などが紹介されています。価格はエリアやつくりによりますが、日本円で2500万円から1億円を超えるものまでありました。

タウンホーム

同じくバンナー、そしてシーナカリンなどのスクンビットエリアの物件がありました。価格はどちらかというとコンドミニアムの価格に近い感じでしょうか。

タイの不動産の種別について知っておこう！

会場のその他の様子

ステージでは各企業のイベントコンパニオンによる物件紹介が行われました。

HOT DEALにはお値打ち不動産物件情報が掲載されました。

バンコクだけでなく、パタヤやシラチャなどのチョンブリー方面の物件ブースも見られました。チョンブリー方面への交通計画のせいもあり、特にパタヤの物件などはイベントに限らずよく宣伝されています。

タイ人購入者向けのイベント

特設サイトや告知媒体が全てタイ語での案内であったため、ターゲットは完全にタイ人ということになります。ステージでの物件紹介では日本人の入居者についても触れていたようです。物件オーナーから見ると日本人は部屋をきれいに使うため、日本人の入居を希望する物件オーナーも多いですね。

ビジネスの最前線で勝ち残るための必要な情報が凝縮　日経ビジネス

イベントインフォーメーション

イベント会場情報

バイテックBITEC（Bangkok International Trade and Exhibition Centre）

バンコク最大規模の収容を可能とするコンベンションセンターでBTSバンナー駅からスカイウォークで直結。

総フロア面積50,400㎡

駐車場は総計4,700台収容可能

マップ