【ミャンマー】黄金の仏塔「シュエダゴンパゴダ」の魅力を歴史や基本情報から昼と夜のライトアップまで存分にご紹介します!

【ミャンマー】黄金の仏塔「シュエダゴンパゴダ」の魅力を歴史や基本情報から昼と夜のライトアップまで存分にご紹介します!

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ミャンマーというと「黄金の仏塔」のイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。シュエダゴンパゴダはミャンマーの象徴ともいえるヤンゴンの寺院です。世界中の観光客を魅了する眩い光に包まれた金色の仏塔の魅力を詳しくご紹介いたします。

シュエダゴンパゴダの歴史

シュエダゴンパゴダ(Shwedagon Pagoda)は伝説によると約2500年前に建てられたとされており、考古学の研究によると6〜10世紀の間にモン族によって造られたとされています。仏塔は地震による破壊を何度も受けており、現在の姿の原型は15世紀あたりに成立したと考えられています。

ブッダの聖髪の伝承

伝承によると、TapussaとBhallikaという2人の商人の兄弟は現在のヤンゴンでブッダに面会し、8本の髪の毛を受け取りました。2人は地元に戻り仕えていたオカラパ王へ髪の毛を献上。王が聖髪を収めていた箱を開けると、光が放射され天国と地獄まで貫通し、盲人の目が開き、聞こえなかった耳が聞こえ、宝石の雨が降り膝の高さまで積もったと伝えられています。

マハーガンタ(Maha Gandha)の釣り鐘

第一次英緬戦争中の1824年5月11日にイギリスが上陸。彼らはすぐにシュエダゴンパゴダを占領し占領しました。2年後去るまでの間要塞として使用し、略奪と破壊行為がありました。1779年に鋳造された23トンの青銅製の鐘であるマハーガンタを大砲の原料にするため持ち出されましたが川に落ちてしまいます。イギリス軍は引き上げに失敗して釣り鐘を放置しましたが、その後ミャンマー人の手によって引き上げられ元の場所に戻ることとなります。

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76カラットのダイヤモンド!シュエダゴンパゴダの構成

シュエダゴンパゴダの高さは99メートル。仏塔の台座は金プレートで覆われており、ベースの上には僧侶や他の男性だけがアクセスできるテラスがあります。仏塔の鐘形の部分は花や植物のモチーフで、蓮の花びら、バナナのつぼみ、パイナップルの花、それから傘の冠があります。クラウン部分は、5448個のダイヤモンドと2317個のルビーが散りばめられており、一番上のダイヤモンドのつぼみには、なんと76カラット(15 g)のダイヤモンドが飾られています。これは100メートルほどの高さの場所であるため肉眼で見ることができないのが残念!

シュエダゴンパゴダへのアクセス

タクシーがおすすめ

シュエダゴンパゴダの行き方で一番おすすめなのはやはりタクシーです。一般タクシーも値段交渉に慣れていれば良いですが、Grabタクシーの方が安く値段が予めわかるので安心ですね。ダウンタウンなどの中心街からは渋滞がなければ20分以内で行くことができるでしょう。

バス

シャトルバスYBS(エアポートバスAIRPORT – SULE)がシュエダゴンパゴダの近くに停まります。料金は一律の500チャット(約35円)。詳しくはこちらをどうぞ

そして、黄色い車体の36番のバス(運賃200チャット・約15円)もシュエダゴンパゴダの近くに停まりますが、バスはいずれも停留所から距離がありそれなりに歩くことになりますので、散歩も兼ねてという方以外はタクシーが良いかと思います。

マップ

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シュエダゴンパゴダの入場方法

入場料

入場料は外国人価格が適用され、一人10,000(約720円)です。

営業時間

朝4:00から夜22:00までです。他のサイトの情報では21:00や22:00など一定してない情報が載っていますが、私が夜行った際に案内所で確認したところ22:00という回答でした。ホームページを見ると受付時間は21:45のようですね。でもそこまでぎりぎりの方はほとんどいないでしょうし、時間変更の可能性もありますので、20:00くらいには入場してゆっくり夜の美しいシュエダゴンパゴダをまわるのをおすすめします。

また、これも他サイトの情報で、その日購入した入場券はその日のうちであれば再入場可能という記事がありましたが、可能かどうか案内所で聞いたところ、一回しか使えないという回答でしたので、昼夜を同じ入場券で入ることはできないようです。

服装の注意点

仏教国ミャンマー最大の聖地であるシュエダゴンパゴダ。その仏教のルールに則って参拝しましょう。

・露出の多いタンクトップなどの肩をだした服装はNG

・靴と靴下を脱いで裸足になる

 ※現地でビニール袋などは配っていないので靴入れを持参することをおすすめします。

・膝が見えるような短パンやミニスカートはNG

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シュエダゴンパゴダの参拝について

ミャンマーの「八曜日」

八曜日とはミャンマーに古くから伝わる暦で、一週間を8つに分けたものです。一週間は7日じゃないの?と思いますよね、なぜ8つかというとこれはビルマ暦によるもので、水曜日が午前と午後の2つに分かれているため合計が8つになるんです。この八曜日には守護動物が曜日ごとにあり血液型占いのように性格診断が行えます。

守護動物ごとの性格診断

曜日守護動物方角性格
日曜日ガルーダ(トリ)北東太陽カリスマ性、権力、行動力、欲深い、自己中心
月曜日トラ嫉妬深い、平和主義、気がやさしい
火曜日ライオン南東火星正直、情熱的、道徳家
水曜日-午前牙のあるゾウ水星短気、議論好き、自由主義
水曜日-午後牙のないゾウ北西ラウ(架空の星)冷静、陰謀的
木曜日ネズミ西木星温厚、人道主義
金曜日モルモット(モグラ)金星わがまま、話し好き
土曜日南西土星怒りっぽい、自立心が強い、真面目

シュエダゴンパゴダでは自分の生まれた曜日にそれぞれの守護神が祀られており、その神様にお参りをします。曜日で縁起がよいとされているのは木曜日です。ブッダが悟りをひらいたのが木曜日とされているためで、日本で言う大安のような感じでしょうか。

誕生曜日を調べるのに面白いサイトを見つけました。あなたの生まれた曜日は何でしょう?シュエダゴンパゴダへ行かれる前は是非自分の曜日を調べて行ってみてください!

お祈りの仕方

お祈りの仕方は地面に座り額をこすりつけるように3回体をしっかり曲げて拝みます。

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光り輝く眩しさ!昼のシュエダゴンパゴダ

太陽の光を反射して黄金に輝くお昼のシュエダゴンパゴダです。

境内までの長い階段を登ります。

視界に飛び込んでくる黄金の寺院。

目も開けづらいくらいの黄金の仏塔。

仏殿でお祈りを捧げるミャンマーの人たち。

日差しの強い日中は床が熱くなりますが、意外にタイルの部分の方が熱くありません。

境内にはお布施などのためにATMも設置されています。

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ライトアップされた夜のシュエダゴンパゴダ

お昼とは打って変わってより霊験あらたかな雰囲気に包まれるのが夜のシュエダゴンパゴダです。インスタ映え間違いなし!というネットの記事を見て、最初は写真撮影で押さえておかなくてはという意識で行ったのですが、境内に足を踏み入れて一気に持っていかれた感じでした。とてつもないパワースポットだったことに気がついたのです。

参拝客は多いのですが、昼間と同じ場所とは思えないくらい静かな雰囲気です。

夜は黄金色の深さが際立っています。

あちこちで撮影会に。

じっと静かに祈りを捧げる男性。

仏教的な宇宙を感じさせるパゴダの頭頂部。

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パワースポット シュエダゴンパゴダ

前述のように夜のシュエダゴンパゴダは、昼の眩しさに隠されていた巨大なスピリチュアルパワーがとうとう姿を表したような感じです。夜の静けさから五感は研ぎ澄まされており、昼はあまり気にしなかった仏塔の頂上の装飾が触れ合う金属音がより静寂を感じさせ、なんともいえない心地よい落ち着いた気分になります。外国人の私から見たシュエダゴンパゴダはきれいな観光地のような感覚でとらえていましたが、実際に来てみてミャンマーの人々が畏敬をもって祈る姿を理解できたような気がしました。ミャンマーに旅行の際は是非昼も夜もシュエダゴンパゴダに訪れてみることをおすすめいたします!

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基本情報

Shwedagon Pagoda

入場料:10,000チャット

営業時間:4:00 – 22:00

URL:http://www.shwedagonpagoda.com.mm/

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