バンコク日本博2022がサイアムパラゴンにて、9月2日〜4日の3日間開催されました。コロナのため実に3年ぶりとなったバンコク日本博です。
2022年の今年は、日タイ修好135周年の節目の年でもあり、豪華なゲストと多くの日系企業が参加して大いに盛り上がったイベントとなりました。
ゲストの挨拶と参加アーティストのパフォーマンスで開幕したイベント初日の模様をお伝えいたします。
バンコク日本博とは
バンコク日本博は、タイの人たちの生活の中に、「日本」をもっと身近に知ってもらう総合日本展示会です。ビジネスではタイ進出する日系企業に向けて、インバウンドPR、タイ拠点支援、人材紹介、マーケティング支援、企業冠奨学金制度、日タイ通訳手配などのビジネスサポートを行います。
出展対象品目
トラベル：旅行会社、自治体、テーマパーク、鉄道会社など。食：飲食店など
伝統工芸：物販、食材等、伝統工芸、地域特産品など
コンテンツ：アニメ、マンガ、映画、テレビ、ゲーム、音楽など
学校・日本留学：日本語学校、専門学校、大学、高校など
企業・就職：採用目的の在タイ日系企業・日本の会社、人材紹介会社
バンコク日本博2022開会式の様子
サイアムパラゴン5階ロイヤルパラゴンホールに特設ステージが設置され、多くの来場者が集まる中、「日本型ものづくり大学」を目指しているタイの泰日工業大学の学生による和太鼓のパフォーマンスから式典が始まりました。
続いてゲストの挨拶が行われました。バンコク日本博実行委員会代表の、（株）ジェイエデュケーションの長谷川卓生氏、タイ外務省東アジア局長 Arjaree Sriratanabanさん、そして梨田和也在タイ日本国大使のスピーチと、紹介によって、LDH JAPAN創設者のHIRO氏と提携したHigh Cloud Entertainment創設者のF.HERO（ファンキンヒーロー）が登場。
タイにおいて新しいタイ日コラボレーションが展開されます。LDH JAPANからBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBEのタイで初となるパフォーマンスが披露されました。
ゲスト全員がステージに上がり、開会宣言とともにバンコク日本博2022スタートしました。
イベント会場の様子
大きなルフィが。その横はアニメ・漫画などのショップブースとなっていました。
イートインスペースが設けられ、大勢の来場者がブースで購入した日本のフードをたのしむことができます。
県紹介ブースが多く出展しており、ご当地の産物やカルチャーを紹介。こちら山形県のブースはさくらんぼのコスチュームでアピールです。
京都のブースでは抹茶をつくる体験ができました。初めての抹茶で、慎重にお茶を入れています。
バンコクでも展開されているメイドカフェ めいどりーみんのブース。
飲食のブースでは道の駅のブースがあり、ラーメンや白玉団子などが販売されました。
マルコメのブースでは“MISO BAR”と称して、味噌汁のサンプリングが行われました。具が非常にユニークで、定番の豆腐やワカメなどの他、タイ人の好みにあわせてチーズやスイートコーンがありました。
バンコクにある飲食店も参加。肉匠のブースでは通常420バーツの仙台牛がなんと100バーツ、とってもお得ですね。
ロイヤルパラゴンホールのロビースペースには、学校や就職関連のブースがならびました。日本のサブカルチャー人気から留学を検討する若者が多く、語学学校などのブースでは熱心に担当者の説明に耳を傾ける若者の姿が見られました。
就職関連では人材紹介のブースが主で、バンコクから日本へのUターン就職サポートなどもあったようです。
浸透したジャパンカルチャー
3年ぶりの開催となった日本博でした。会期中はバンコク日本人会による盆踊りも行われ、ゲストが飛び入りして一緒に盆踊りを踊るサプライズもありました。
タイでは10月からコロナをインフルエンザなどと同等の、監視対象疾患へと変更することで合意しており、今後はさらに様々なイベントが活発になってきそうです。
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