【タイ】ついにタイ開国! 11月1日のスワンナプーム国際空港の様子や観光開国パイロット地域(ブルーゾーン)について

【タイ】ついにタイ開国! 11月1日のスワンナプーム国際空港の様子や観光開国パイロット地域(ブルーゾーン)について

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 11月1日、ついにタイが開国!フルワクチン接種や検査、保険などの諸条件をクリアすることで、隔離なし入国が可能となりました。

開国初日のスワンナプーム国際空港と、今回観光開国パイロット地域のブルーゾーンとなったバンコクについてお伝えいたします。

11月1日からのタイ入国の隔離免除について

隔離免除対象国 63ヵ国

開国宣言がプラユット首相から発表された時点では、対象国は10ヵ国の予定であると伝えられていましたが、開国日が近づいてくると、46ヵ国となり、そしてまさに11月1日直前に63ヵ国に拡大するという、いつもながらギリギリで大きな変更があり、多くの国が隔離免除対象国となりました。

対象国リスト(在タイ日本国大使館リンク)

URL:https://www.th.emb-japan.go.jp/files/100253858.pdf

隔離免除の条件

対象国に21日間以上滞在しており、下記の条件を満たす場合、タイ入国に際して隔離免除措置を受けることができます。タイ在住外国人が、これらの国・地域に渡航し、21日以内にタイに戻る場合は、これらの国・地域に21日間以上滞在しなくても隔離免除措置を受けることができます。

(1)飛行機でタイに入国すること。

(2)タイ到着時に受検したPCR検査の陰性結果が判明するまで指定ホテルで一晩待機すること。

(3)タイ政府または、WHOが承認した新型コロナ・ワクチンを接種完了しており、渡航の少なくとも14日間が経過していること。それを証明する英文の接種済み証明書を所持していること。

(4)タイ政府健康安全基準認定宿舎(SHA+)または政府指定隔離宿舎(AQ)に指定されたホテルを1泊分予約していること。ホテルの支払い確認書が必要。

(5)タイ滞在期間全てを対象とする、新型コロナウイルス感染症及び関連疾患の治療費を含む最低5万米ドルの医療保険に加入していること。

(6)渡航前72時間以内に受検したPCR検査の陰性証明書を所持していること。ただし、コロナの罹患履歴を持つ者については、完治から3か月以内であることを証明する書類が必要。

(7)タイ到着時にPCR検査を1回受検すること。渡航者は、ホテルの宿泊代に含まれるPCR検査費用を支払わなければならない。

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タイランドパス

以前はタイ入国許可証(COE)の提示が求められていましたが、11月1日からはタイランドパスの登録に変わりました。

タイランドパスの登録については、12歳以上は一人ずつ登録・申請・許可が必要で、12歳未満の場合は、親と一緒に登録可能。

タイランドパス登録サイト

URL:https://tp.consular.go.th

すでにCOEを既に所持している場合、そちらを利用して入国が可能。

医療保険

入国に際して必要な最低5万米ドルの医療保険については、年齢にかかわらず加入することが求められます。(12歳未満でも加入が必要)。

タイの社会保険に加入しているタイ在住外国人については、その証明としてSSOカードを提示することにより、上記の5万米ドルの医療保険に加入する必要はなくなります。

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11月1日開国初日のスワンナプーム国際空港の様子

エアポートレイルリンク

エアポートレイルリンクの改札を出ると、まだ通行止めにしている箇所がたくさんあります。

出発フロア

出発フロアの電光掲示板がにぎやかになっています。

今回の開国ではタイの入国はもちろんですが、タイ在住者にとっても一時帰国や旅行からの帰国時隔離なしとなるため、出国者が増えている印象です。

出発フロアの下にある飲食フロア。まだ閉めているお店が多い。

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到着フロア

到着ゲートから出てきた渡航者をスタッフが迅速に案内します。

まだ入国者はまばらですが、これが本格的に観光客など増えてくるといかにさばくか腕の見せどころです。

開国初日ということで、マスコミも来ており、渡航者にインタビューしていました。

なお、初日の日本からの便は、成田発の全日空NH805便で、乗客は43名、うち外国人が11名だったそうです。

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観光開国パイロット地域(ブルーゾーン)となったバンコクで適応される規制措置

10月30日、タイ政府の新型コロナ対策本部(CCSA)は、タイ国内各都県における感染状況の変化に応じて、国内の新たなゾーニングが行われました。

バンコクを含む4都県(バンコク、クラビ、パンナー、プーケット)は、ブルーゾーンといわれる観光開国パイロット地域となりました。

ブルーゾーンの規制措置は以下のようになっています。

・夜間外出禁止令の適用なし。

・リモートワークに関する規制や要請なし。ただし、首都圏の当局職員については可能な限り、リモートワークの実施を要請。

・防疫措置を実施した上で、大人数が参加する活動を認める。・防疫措置を実施した上で、大人数が参加する活動を認める。

・防疫措置の実施の下、教育施設の使用を認める。

・各種運動施設について、従来通りの営業を認める。また、試合についても従来通りの実施を認める。

・映画館や劇場について、従来通りの営業を認める。

・百貨店、コミュニティモールや類似施設内においての会議の開催、セミナーや催事について、適宜営業を認める。

・百貨店、ショッピングセンターおよびコミュニティモールについて、従来通りの営業を認める。

・コンビニエンスストアや市場の営業は、従来通りの営業を認める。

・美容増進施設、マッサージ、スパ、タトゥーショップについては、従来通りの営業を認める。

・飲食店について、酒類の提供および消費を含め、従来通りの営業を認める。ただし、パブ、バー、カラオケ等の遊興施設は引き続き営業を認めない。

※バンコク都は、店舗におけるアルコール飲料の提供および消費については、SHA(タイ当局が定める衛生基準および防疫体制を整えた施設を認証する制度)認証を受けた施設に限り、午後9時を上限として認める(10月30日付バンコク都告示第45号)。

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ウィズコロナを鮮明にした開国

数ヶ月にプラユット首相がタイ開国を宣言したときはまだ新規感染者数も多く、とてもじゃないがこんな状況で開国など無理だしリスクがありすぎると思っていましたが、ワクチン接種も進み、新規感染者数も明らかに減少傾向にあるため、今のところうまく経済回復を目指して事が運んでいるように思えます。

タイ国民は開国についてまだ時期尚早であると否定的な意見が圧倒的多数ですが、ウィズコロナを鮮明に打ち出しているので、今までになく明るい希望が持てます。

12月からはいよいよバー、パブなどの営業が解禁になりそうなので、年末年始は一気に活気づきそうです。

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