【タイ】10月1日より規制緩和実施でバンコクは映画館解禁やタイ古式の全身マッサージがOK!

【タイ】10月1日より規制緩和実施でバンコクは映画館解禁やタイ古式の全身マッサージがOK!

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現在ロックダウン中のバンコクですが、夜間外出禁止令やワクチン接種が進んだ効果からか、9月には規制緩和で飲食店の店内飲食が可能になり、そして10月1日から追加の規制緩和が行われました。

今回は映画館の解禁、そしてタイ古式マッサージがフットマッサージだけでなく全身マッサージも可能となりました。今回の規制緩和の主な内容と、10月1日の街の様子についてお伝えいたします。

7月のロックダウンから現在までのコロナの状況

バンコクでは7月12日よりロックダウンが実施されました。8月には連日新規感染者数が2万人を超え、この頃バンコク駐在員の一時帰国や本帰国が目立つようになりました。

バンコクの日本人社会にも重い空気が漂っていましたが、8月の後半に状況が好転。徐々に新規感染者数が減少し始め、9月1日からは店内飲食が再開となるなど、明るいニュースが増えています。

10月1日現在の新規感染者数はタイ全体で11,754人、バンコクは1,423人となっています。9月の終わりに9,000人台の日もあり、目に見えて減少しています。

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規制緩和の主な内容

タイ政府新型コロナ対策本部(CCSA)は、コロナ対策のための非常事態宣言の11月末までの適用継続を決定。以下がバンコクを含む29都県の最高度厳格管理地域(ダークレッド・ゾーン)における、10月1日から実施された規制緩和の主な内容です。

・夜間外出禁止令〜午後10時から翌朝午前4時までの外出禁止を禁ず。(10月1日〜10月15日まで適用。それ以降については後日検討。)

※午後9時から翌朝午前4時まで夜間外出禁止から変更。

飲食店およびレストランは、午後9時まで店舗での飲食を認める。ただし、アルコール飲料の提供は禁止。空調のある屋内では収容率50%まで、空気の循環が十分な屋外では収容率75%までの営業を認める。店内での5名までの生演奏を認めるが、演奏者のマスク着用などの防疫措置の履行が必要。百貨店等の敷地内で営業する飲食店およびレストランについても、同様の基準を適用する。

※これまでは、午後8時が営業時間の上限。

・健康増進施設(スパ、古式マッサージ店)は、事前予約制、店舗滞在時間は一人2時間までとし、午後9時まで営業を認める。(サウナ、スチーム、ハーブ風呂の使用は禁止)施術に際して液体を用いる施設においては、利用者に対しワクチン接種完了証明書もしくは72時間以内に実施したPCR検査ないし抗原検査(ATK)による陰性証明の提示を求めるものとする。百貨店等の施設内においても、同様の措置とする。

マッサージはこれまでフットマッサージのみのところが、全身マッサージも可能となった。

コンビニエンスストアや市場(一般的な日用品の販売のみ)は、午後9時まで営業を認める。従来24時間営業をしているような店舗の営業開始時間は午前4時以降とする。

※これまでの営業時間の上限は午後8時までだった。

・映画館は、午後9時までの営業を認める。ただし、人数制限(収容率50%まで)が条件となっている。観客は常時マスクを着用。館内での飲食は不可。(百貨店等の施設内の映画館も同様の措置とする)

・美容関連施設(美容院、ネイルサロン、タトゥーショップ)は、事前予約制とし、午後9時までの営業を認める。ただし、タトゥーショップに限り、利用者に対しワクチン接種完了証明書もしくは72時間以内に実施したPCR検査ないし抗原検査(ATK)による陰性証明の提示を求めるものとする。

この他にも図書館の利用が可能、公園の入園可能時間の延長などの緩和が行われています。

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映画館が解禁となったバンコク中心地のモールの様子

アソークのモールTerminal 21のシネマコンプレックスです。早くも上映スケジュールをチェックしている人がいました。

まだ上映ホールはがらんとしていますが、ちゃんとレセプションにはスタッフさんがいます。

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プロンポンのエンポリアムのシネマコンプレックス。エスカレーターが動いてないのでまだのようです。

上がってみるとこの通り。規制緩和初日ですし、準備はしているようなので近いうちにオープンしそうです。

エムクオーティエのシネマコンプレックス。まだ人はまばらですが、すっかり普通の状態になっているようです。

週末は人も集まりそうですね。エンターテインメントが再開されると日常が戻ってきた感じが一層強くなります。

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タイのワクチン接種の進行状況

プーケットのサンドボックスに続き開国を目指すバンコクは、ワクチン2回接種率70%の早期達成に向けて積極的にワクチン接種を促しています。

タイではシノバックやシノファームなどの中国製ワクチンの効果が疑問視されてから、ファイザー製ワクチンへ切り替えられ、9月に200万回分が到着、10月はさらに600万回分が届く予定となっています。

ファイザーは12~18歳の若者を対象としており、この他、すでに中国製ワクチンを接種した人の混合接種も含まれるようです。

状況として新規感染者数が減少してきており、やっと明るいニュースを見るようになってきたバンコクです。次は飲食店での酒類の提供解禁が期待されます。

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