【タイ】バンコク規制緩和で9月1日より店内飲食解禁!ショッピングモールの営業も再開で久しぶりに活気が戻る

【タイ】バンコク規制緩和で9月1日より店内飲食解禁!ショッピングモールの営業も再開で久しぶりに活気が戻る

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バンコクでは4月からコロナ第三派とデルタ株による感染拡大により、7月12日よりロックダウンが行われていますが、8月の後半になり新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は、感染者の増加ピークを過ぎたと評価しました。

このため、9月1日よりダークレッドゾーンの29都県で規制緩和が実施され、バンコクでは飲食店内での飲食がおよそ2ヶ月ぶりに許可されました。その他、百貨店などのショッピングモールも再開、そして条件付きで美容室、マッサージはフットマッサージのみが営業可能となりました。

鬱屈とした状況から久しぶりに飲食店内で食事ができ、そしてモールでショッピングをたのしめるようになったバンコク中心部の規制緩和初日の様子をお伝えいたします。

8月のコロナ感染状況の変化

4月からタイ各地でクラスタが続き収束しなかったコロナ第三派に加え、デルタ株の猛威により感染拡大に歯止めがかからず、タイ全体で連日2万人、そして最も感染者数の多いバンコクでは4千人を超える新規感染者数が記録されました。これによって規制が厳しくなりバンコクでは以下のような流れがありました。

6月28日より飲食店の店内飲食禁止

7月12日よりロックダウン

この7月の感染者増加とロックダウンはタイ在住日本人社会に大きな影響を与え、このタイミングで帰任したり、家族のみ帰国させるなどの駐在員が出始めるという今までになかった動きが見られました。

このように規制強化されていったバンコクですが、8月20日を過ぎた頃からタイ全体の新規感染者数が減少傾向に入り、2万人を切るようになりました。インドでのデルタ株感染の減少傾向を参考し、新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)はピークを過ぎたと評価。

これにより、今回の規制緩和となりました。

9月に入り、一日の新規感染者数はタイ全体で1万4千人台まで減ってきています。

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9月1日からの規制緩和の主な内容

非常事態令第9条に基づく決定事項(第32号)

・飲食店およびレストランについて、営業時間の上限を午後8時とし、店舗での飲食を認める。ただしアルコール飲料の提供は禁止。 収容率は、空調のある屋内では収容率50%まで、空気の循環が十分な屋外では75%までの営業を認める。 百貨店などの敷地内における飲食店およびレストランについても同様の基準を適用。

・美容増進施設について、理髪ないし散髪に限って営業を認める。事前予約制とし、店舗滞在時間は一人一時間未満とする。

・マッサージ店などの健康増進施設では、フットマッサージに限り営業を認める。

・市場などについては、消費財および消耗品の販売に限り、午後8時まで営業を認める。

・公園、運動場、競技場、競技用および娯楽用プール、公共遊泳施設、屋外運動施設、屋内運動施設は、午後8時を上限に営業を認める。

・学習塾、映画館、遊技場、ウォーターパーク、プール、フィットネス、ゲーム センター、イ ンターネット店、宴会場および会議場は、営業を引き続き禁ずる。

移動について

ダークレッドゾーンからの他指定地域への移動は、必要不可欠な場合に限り認める。 コロナ罹患者ないし濃厚接触者の移動は、当局の定める方法に従うものとする。

公共交通機関

従来の輸送能力の75%を上限とし、乗客 の物理的距離を確保するよう、運行時間、間隔を設定せしめる。

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9月1日のバンコク中心部の様子

アソーク Terminal 21

アソークのランドマーク的ショッピングモールTerminal 21です。館内店舗の照明が復活し、元の明るさに戻りました。

前日までは廃墟のような暗さだったのが嘘のようです。

飲食フロアもデリバリが多いようではありますが、お客さんが入っています。

フードコートは前回の規制緩和では数日経ってからの営業再開でしたが、今回は規制緩和初日からオープンしています。

お客さんも多く、ビジネス街であるアソークにはなくてはならないフードコートだと再認識。活気が戻った様子を見るととても安心します。

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サイアム サイアムパラゴン

サイアムパラゴンのフードフロアも再開しています。以前は椅子とテーブルが片付けられ寂しい感じでしたがまた賑やかなフードコートに戻りました。

セントラルワールド

まだ暗いままの店舗もありますが、ほぼ全店に近いお店が営業再開しています。

アパレルフロアでは、ショッピングバッグをいくつも下げて帰る人をちらほら見かけ、みなさん久しぶりの買い物をたのしんでいたようです。

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活気を取り戻したバンコク

久しぶりに店内で食事をする人を見て嬉しくなりました。そしてモールが明るく活気が戻ってきていることで元気づけられます。

バンコクの感染者数自体はまだ3千人台で、まだとても少ないとはいえない数字ですが、増加ピークを超えたことと、ワクチン接種の進行状況、そして何より経済や人々の疲弊から今回の規制緩和に至ったと感じます。

油断するとすぐに規制強化再開になるコロナですが、まずは久しぶりの店内飲食を喜び、そして次は最終的な店内でのアルコール提供再開に期待したいと思います。

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